「添い乳」について知ろう-授乳は赤ちゃんとママにとってラクな姿勢で!第21回:さく山さんの母乳育児講座

赤ちゃんにおっぱいやミルクを飲ませてあげる時の授乳姿勢。この授乳の姿勢って
決まりはあるんでしょうか?
縦抱き

縦抱き

横抱き

横抱き

授乳の姿勢は、縦抱きから添い乳までいろいろ。

その中でも、疲れている時や、
夜中の起きての授乳が少し辛い時、
ママが一番休める姿勢が「添い乳」です。
添い乳

★添い乳ってこんな授乳姿勢★

・横向きに寝て、上にくる腕を赤ちゃんの背中に回します。

・赤ちゃんの首から後頭部を、回した手、またはクッションなどで支えます。

・赤ちゃんのカラダ全体をママの方に向かせます。

・深く、しっかりとおっぱいを含ませます。

★こんなことに気をつけながら授乳しましょう★

・腕が痛くなったりしびれたりしないように、ママの下にくる腕は伸ばしたり、赤ちゃんに腕枕せず、肘を曲げるのがラクです。

・ママの体で赤ちゃんの鼻を塞いでしまわないように注意します。
枕やクッションを上手に使ってラクな姿勢を心がけましょう。

・ママも一緒に寝てしまい、赤ちゃんの上に覆いかぶさるような体勢にならないように注意しましょう。

・ゲップをさせておいた方がいい子(特に新生児期)は、授乳の後、ゆっくり抱き起してゲップをさせてあげましょう。
(飲んだ量によっては、出ないこともあるので出なければ無理に出さなくても大丈夫です)

・バランスが悪くならないように、交互に飲ませるか、飲まなかった方のおっぱいはさく乳などをして、胸が張らないように気をつけます。

添い乳2

こんな風にママの向きを変えると、もう片方のおっぱいもラクにあげられます。

★母乳育児講座の第5回「おっぱいの飲ませ方」も合わせてご覧いただくのがおすすめです!

★母乳・授乳の基礎知識が満載

その他の母乳・授乳の基礎知識一覧はこちら

<イラスト出典:ピジョンにっこり授乳期研究会>

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