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成長するということは、それだけ栄養や酸素を必要とするということ。母体の血液量は増えますが、鉄分は不足するので貧血になりやすいのです。葉酸というビタミンの一種が不足しても貧血になります。
これは酸素を運ぶヘモグロビンが少ないため、心臓の拍動を増やしたり呼吸数を増やして補おうとする、体の自然な働きです。
特に脳の発達には大事なもの。葉酸が不足して起こる重度の貧血では、脊椎や脳の先天異常のおそれがあります。
これは、お産の前に胎盤がはがれてきてしまう危険な状態です。剥離がおきないまでも、お産の最中には多少なりとも出血するので、貧血はどうしても治しておきたいものです。
また、生まれた後、母乳やミルクには鉄分が含まれないので、しばらくは自分の体内にある鉄分を使うしかありません。
ヘモグロビン値が10.5g/dlあるいは11g/dl以下を貧血と診断されます。9.0g/dl以下は、重症の貧血です。
鉄剤をのむと、便秘になったり、胃の調子が悪くなったりすることもありますが、ふつうは胃腸の薬とあわせて処方されるので、きちんと服用して治療して下さい。