妊娠・育児マスターへの道
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“ブックスタート”という言葉をご存知ですか? “ブックスタート”は、1992年にイギリスで始まった運動で、0歳から絵本に触れることで、絵本を開いたときの楽しさを親子でわかち合うことを目的にしており、日本でも普及活動が広がっています。
しかし赤ちゃんに絵本を読むのは“聞いてくれない”など難しい面も。
絵本コーディネーター・さわださちこさんに、絵本との上手な付き合い方をうかがいました。
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お話/絵本コーディネーター・さわださちこさん
幼稚園教諭や書店の絵本売り場勤務などを経て、絵本コーディネーターに。現在は、赤ちゃん向けの絵本イベントの企画やプロデュースを手がけて活躍。育児雑誌「ベビモ」(主婦の友社)で絵本コーナーを連載中。著書は「赤ちゃんからの絵本ガイド」(主婦の友社)。
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赤ちゃんは、おすわりができるころから「なんだろう!?」と絵本に興味を持ち始めます。
“絵本の読み聞かせ”と聞くと、“どんなふうに読めばいいの?”などと難しく考えがちですが、大切なのは親子で絵本を楽しむことです。
言葉がまだわかない子でも、絵をジ〜っと見たり、“ジャージャー”などの擬音に興味を示します。また言葉がわかるようになると、絵本を通した親子のやりとりや美しい表現、素敵なストーリーが子どもたちの心を豊かにすると思います。
ただし絵本の読み聞かせはお勉強ではないので、「言葉を教えよう」「モノの名前を覚えさせよう」という気持ちで読むのは厳禁。せっかくの絵本の楽しさが半減してしまいます。
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絵本=身近な存在にするために、かごに入れたり、低い棚に飾って、子どもが自由に取れるようにしましょう。
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怒っていたり、イライラしているときに絵本を読むのはタブー。そういうときの声は怖いので、せっかく読んでも子どもは楽しめません。またゆっくり読むのがキホンです。
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1日何回、何冊は読むなど決める必要はありません。また病院の待合室や車の中など、家以外で読んでもOK。ママのバッグの中に常に小さな絵本を入れておくと、読み聞かせの機会が増えます。
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始まりのときは「始まり、始まり」と拍手をする。終わったときも「おしまい」と言って拍手をすることで楽しさが倍増します。またママ以外の人に読んでもらうのも新鮮です。
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読み終わったら、ママが率先して必ず元の場所に戻しましょう。そうしたママの姿を見ることで、子どもは自然とお片付けを学びます。
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0〜2歳ぐらいまでは、おとなしく聞いている子のほうが珍しいです。聞いてくれない=絵本嫌いではないので気にしないで。
なかにはママが絵本を読んでいると、気になって近づいてきて一緒に読み始める子もいます。また好きな動物やキャラクターの絵本だと夢中になる子もいます。まずは図書館などに行って、子どもが興味を示す絵本を探してみてはどうでしょう?
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子どもがページをめくるのは、絵本に興味がある証拠です。取り上げたりせずに、好きなようにページをめくらせて、手が止まったら「ワンワンだね!」と絵を指さしたり、表紙を閉じたら「おしまい」と拍手をして、めくることも楽しみの1つにしましょう。
絵本を破く場合は、破けないボードブック(厚紙でできている絵本)や布絵本を選ぶか、破いてしまったときは「かわいそうよ〜」「大事、大事ね」と言って、子どもの前でテープを貼って修理してください。そういう積み重ねが、モノを大事にする心を育てます。
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子どもが持ってきた絵本を読んであげてください。難しい絵本の場合は、子どもなりに「これはちょっと難しいな〜」と思って、すぐに飽きると思います。
絵本選びで気をつけたいのが、子どもの趣味を「ダメ!」「これはやめようね!」と否定すること。否定ばかりすると、絵本嫌いになってしまう可能性があります。
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文字がわかるようになり、「ママ、ここ抜かした」「ここ何って書いてあるの?」などと言われるようになるまでは、ママのアドリブで読んでOKです。読まない部分があってもいいですし、「おいしそうね〜」「いっしょに食べようか!?」など、言葉掛けをしても構いません。“正しく”読むよりも“楽しく”読むことが大切です。
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