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育児コミック/フランスde育児日記
出産の思い出(2)
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皆さんは自分の出産の際、だんなさんの立ち合いを希望します(しました)か?

私はケイを妊娠した時、主人に立ち合いを「もちろんしてくれるよね?」という聞き方でたずねたら「え・・そういうことは苦手だな」と期待はずれの答えが返ってきて内心びっくりしたのを覚えています。「初めてのお産で不安だらけだし、なんといってもここは日本じゃなくて外国だし、1人だといざという時にこわい。苦しみながらフランス語なんて頭にうかんでこない、だから・・・(立ち合ってくれ)」と再度チャレンジしても「いや、君が苦しんでいる所は見たくないし、相手が苦しんでいてこっちがなにもしてあげられない立場に立つのがつらいな。部屋の外で待っている方がぼくとしてはいいのだけれど」と、なんとも頼りない、悲しくなる返事で無性に主人に腹を立てました。

そんな話が出た何日かあと、偶然見かけたプレママ雑誌でなんと「立ち合い出産賛成・反対討論会」という特集が組まれていて、思わず買ってしまいました。
賛成、反対派の男性達のそれぞれの理由を読んだあと、心理学者の解説欄の「立ち合い」を強制するのは絶対によくない。する、しないの話し合いはいいが最終決断は男性の方がするべき。立ち合いする、しない、ということと愛情がある、ないとはまったく関係がないので、あくまでも男性の意見を尊重すること。という所を読んで、(私もまわりに影響されやすいので)「なるほど!無理強いさせてはいけないのね、嫌ならしょうがないか・・」、「いざ出産になったら赤ちゃんのことしか考えられなくなって、周りに誰がいても、いなくても関係ないだろうな」なんてすんなり納得してしまったのです。

育児コミック/フランスde育児日記/出産の思い出(2)けれどそんな心配とはうらはらに、ケイのときにはあっという間に全てが進んでしまいました。
いつもの検診のつもりでお医者様に行った時に「今日、これからあなたはママになりますよ」と突然言われ、大学病院の緊急病棟に運ばれ、うんうんいいながらも「今日産んじゃうのか〜」なんて思いつつふっと横を見てみれば主人が白い帽子をかぶされ、白い上っ張りを着せられて、靴カバーをして立っていました。「立ち合いが嫌だ」なんていう暇もなく看護婦さんに連れられて来てしまったのだとか。帝王切開出産だったので完全な立ち合いではなく、1時間ぐらいそばにいた、という感じでしょうか。

ミイに時にも渋ってはいたのですが、ケイのときほどではなく、切迫早産で入院中に親しくなった看護婦さんの「奥さんがそばにいてほしいっていっているんだから一緒にいてあげるのがご主人というものでは?」の一言がダメ押しとなりOKしてくれました。

私もやっぱり誰かがそばにいてくれるだけで気持ちがずっと楽になるだろうな、と思っていたので嬉しかったです。
実際、分娩中も何かをしてくれたわけではなく、黙って手をつないでいてくれただけでしたが、それがあったからこそ「いいお産」「楽しいお産」ができた気がします。主人も終わってから「立ち合いできてよかったよ」と満足そうにいっていました。出産というイベントに何らかの形で参加できた喜びがあるのでしょうね。お医者様が「へその緒切りますか?」とはさみを差し出してくれたのに「いや・いや・いや・いや・それは先生が・・・・・・」と、しどろもどろに断っていたシーンが今でもすぐに頭に浮んできて笑ってしまいます(本人にはいわない方がいいですけれどね)。 

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