いくじコミック
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この日の前になると、ちまたはすっかりヴァレンタインモード。ショッピングセンターへ行くとチョコレート専門のコーナーまで出来て毎日大盛況であった。
文句大臣は甘いものが大嫌いで、特にチョコレートはダメ。それに最初からラブラブモードではないため、全く盛り上がらない。以前奮発してお高いチョコレートを贈ったが結局ほとんど私が食べてしまったのである。それはそれで嬉しいのだが...。
今年もその日がやってきた。最近マーザウルスの寝かし付けで一緒に帰らぬ人となることが多いため、夜遅く帰ると会わないことが多い。必然的に会話もなし。その日は別の場所で会議(これは四者会談とは違うらしい)があり、早めに出勤するようだった。知らない私は、大臣が起きたのは一応気がついていたがマーザウルスに拉致させていて動けなかった...と言う事ですっかり計画的寝坊なのである。で、別の場所での会議だったので早めに帰るかもしれないなと思っていた。
そうなると一応マーザウルスからということでチョコレートでもと考え、買い物ついでにラブラブコーナーを覗く...。人・人・人...。ごった返している。・・・
やめた!!!この前つまみ食い用にチョコレート買ったし、どうせ食べないし、人は多いし、待つの面倒だし...、ということでやめてしまった!!やめてよかった。なんと四者(※注)仲間からお呼び出しがあり、いそいそと出かけていったではないか!!結局その日、文句大臣と顔を合わせる事はなかったのである。
そして翌日、TVをみているとヴァレンタインの話題がでてきた。数日前に文句大臣が保険会社からもらったチョコレートを置き去りにしていたのを思い出し、わざと渡してみた。
「わしが貰ってきたものやないか!」・・・やはりバレる。
「もちろんこれとは別になんかあるんやろうな〜?」と言い出す始末。
しかたなくつまみ食い用のチョコレートをマーザウルスから渡す。2種類あったが1つは露骨に嫌な顔をしたので即座に取り上げ、食べてしまった。もう1つのはマーザウルスが欲しがるからと、手の届かないところに置いたが...きっと存在すら忘れているであろう...。
やはりズボラー家にそんな洒落た習慣はないのである。しかし、ホワイトデーはありにしたい今日この頃であった。
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ズボラー用語解説:
注:四者会談とは・・・この場合、当然会議などではなく、文句大臣の大好きなマージャンのことを指す |
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