いくじコミック
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マーザウルスの幼稚園入園までカウントダウンが始まった。準備するものはまだまだ残っているのだがやる気は起こらず進まないのだ。とりあえず幼稚園の準備品作成会から逃走したものの指定サイズでの市販品がみつからないものもあるのだ。
巾着類は多少サイズが違っても気にしないでおこう。ということで市販品にてごまかす。しかし、大物連絡バッグなるものを作るため布を買っていて、いろんな人にそのバッグだけでも作ると言ってしまったのだ!!ものすご〜い後悔が襲ってくる。それ以外にも変な形の靴袋、細長い巾着、目隠しと市販品では間に合いそうもないものをどうするかで頭が痛い・・・結論!!友達にお願いしてみることにした。そういう細かい作業が好きな人なので快く引き受けてくれたのだ。ありがたや〜ありがたや〜その友達にはマーザウルスより小さい子供がいて仕事もしている。忙しいのに無理を言ってしまった・・・本来なら丸投げして全てお願いしたいところだが一応言った手前連絡バッグだけは当初の予定通り自分で作ることにした。
とは言ったもののうちにミシンなるものは存在しない。手縫い出来るはずなく別の友達の家でミシンを借りることにしたのだ。バッグ作成を決意したもののいざ作ると思うと憂鬱でたまらない。
そしてその日がやってきた。どうせやらなきゃならないなら早く済ませたい気もするが実際バッグ1つ作るのにどのくらいの時間かかるのか?さっぱりわからない。余力があればタオルの紐つけ、ランチョンマットの端を縫ってみようと思っているのだが・・・無理そうだ。
布を切る作業くらいして行けばよかったのだが、その場ですることにしたのでまずは布に印をつける。紙と違ってふにゃふにゃしていて真直ぐ線が引けない!! 印もどんどんずれてくる・・・私のイライラ度もどんどん上昇。別の部屋で遊んでいるマーザウルス達もちょこちょこやってくるとまたまたイライラ度が上昇するのだ。1本の真直ぐな線のはずが数本になっている。どれが本物かわからない。え〜い!適当に切ってしまえ!!線を引くだけでもこんなに疲れるとは・・・それからやっとミシン作業に入る。見かねた友達がアイロンがけ等手伝ってくれたのだ。 これまたありがたや〜
何々?ジグザグミシン??端がほつれないようにするものらしい。本をみるといとも簡単に書いてあるのだが私にとっては一作業がとても大変である。マーザウルス達の攻撃をも交わさなければならないし、なれない作業で気が狂いそうだ・・・本を見ながら、友達に聞きながら恐る恐る作業が進む。慎重にしたつもりだが糸が出てないことにも気が付かずミシンを動かしていたり、無理やり軌道修正をかけながらもそのまま進ませたりといい加減になってくる。とにかく早く済ませたい。気分も機嫌も下降気味。きっと鬼のような形相になっているに違いない。首も肩もガチガチになってきた。何をしたかわからないままとりあえず形だけは出来上がったのだ。
終わった頃には夕方になっていた。パッと見は普通の出来だが裏を見るとすごいことになっている。必死で引いた線はあってないようなもの。全く違うところが縫われていた。そして糸の始末もぐちゃぐちゃに・・・途中で破れたり、ほつれたりしないとこを祈りつつ作業を終了したのである。
やはり私にはむいていないことを改めて思い知らされた苦痛の数時間であった・・・もう2度とやりたくない!本当の本当に精根尽き果てたのである。
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