いくじコミック
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女優・マーザウルスの次の仕事が決まった。TVデビューを済ませたマーザウルスの次の仕事は舞台(幼稚園発表会)である。歌に楽器演奏に演技に大忙しなのだ。
他の劇団員(園児)の関係者(家族)は開演2時間前から会場へ足を運びいい席をゲットしようと必死らしく前日座長(先生)から「早く行った方がいいですよ〜」と電話があった。もちろんズボラー家いくら女優・マーザウルスのためとはいえ早朝から席取りのため並ぶなんてできるはずはない。とりあえず1時間くらい早めに(といっても集合時間は30分前だが)行ければ上等である。しかしただでさえ時間にルーズなズボラー家に赤ちゃんタクゴンがいるのだ!遅くなることは間違いない。
いつもは起こさないようにそっとしておくのに今日は違う。朝からいきなり布団を剥ぎ取られ、おむつを替えられる。タクゴンにしてみればたまったもんじゃないだろう。普通出かける前にはおっぱいタイムなのだが今日は時間がない。場所取り後ちょうだいサインが出ればどこかでやることにする。
なんとか開演45分前に到着できた。会場へ入るとすでに満員御礼だった。さすがに気合が入っているようだ。ホームビデオ席は一番後ろに設けられているがパパ達がスタンバイ!文句大臣はというと・・・30分以上立っているのがいやなのか一緒に座っていた。タクゴンは最近覚えた技「おしゃぶり」にて落ち着いてはいるようだ。後から後からどんどん人が入って来る・・・
そしてようやく開演!!マーザウルスの出番は2番目からだ。最初のグループが終了し、いよいよ女優・マーザウルスの出番である。出て来たマーザウルスは下唇を噛んでいた。どうやら照れているらしい。女優の貫禄が・・・しかし歌や楽器の演奏になると元気いっぱいいつものマーザウルスに戻っていた。最初の出番が終わった・・・しばらく他のグループの演奏だ。タクゴンがぐずったらおっぱいタイムと思ったがまだ大丈夫そうだ。そして満員御礼の会場で気が着けば動けない!!そのうちタクゴンの怒りが爆発!「早くおっぱいくれ〜!!」攻撃が始まる。後ろのママさんはその場で赤ちゃんにおっぱいを与えていたが私はまだ修行が足りずその場では出来なかった・・・すみませんを連発し別の部屋へと急ぐ。
起こされ拉致され連行されたタクゴン。眠いに決まっている。おっぱいをまともに飲まずずっとうとうと・・・時間がないので途中で終了させ会場へ。間に合ったようだ。そしてメインイベントであるお芝居「大きなかぶ」が始まった!マーザウルスの役は‘おばあさん‘である。この時ばかりはちゃんと立って撮影したい文句大臣はビデオ撮影席へ移る。おじいさんに呼ばれ一緒にかぶを引っ張る。取れないので孫娘を呼ぶ。・・・私達に手を振ったりしていたが立派におばあさん役を演じきった。感動で涙が・・・とまではいかないが。気
が着くとタクゴンは寝ていた。失礼な(笑)やつだ。
なにがともあれ女優・マーザウルスの初舞台は大成功??で幕を閉じたのである。いやいや〜なにより嬉しかったのは舞台衣装を作れとか言われなかったことであるとマーザウルスには口が裂けてもいえないなと思ったのであった。
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