いくじコミック
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ズボラー家のお正月はだいたい文句大臣実家への帰省と決まっている。今年ももちろん同じであった。ただ、文句大臣実家は島国なのだ。生後6ヶ月のタクゴンを連れて行くのはかなり憂鬱だったのである。
一応飛行機を使えば乗っている時間は30分。空港と実家間はタクシーで20分ほど。自宅から空港までと待ち時間等考えても2時間もあれば十分だった。だが、なにしろ島国。飛行機はプロペラ機である。乗れる人数も限られているしみんな帰省したいようでずっと満席状態。そして毎日チェックしてやっと1席だけ空席をみつけた!1席・・・もちろんこの私とタクゴン。文句大臣とマーザウルスには申し訳ないが隣県まで車で行き、そこから船の旅をお願いする。片道5時間くらいかかるだろう。行きはなんとか飛行機の席をゲットできたが帰りはさすがに無理ということで揃って帰る事になった。
さすが年末。なんと空港の滑走路も混雑しているようで順番待ちで約30分待たされた。幸いタクゴンはZZZのため事なきをえたのである。タクゴンはぐずらなかったのだが、座った席が最悪だった。プロペラの真横。飛んでいる間中ブンブンうるさくゆっくり出来なかったのである。さらに空港から実家までのタクシーでは乗ってから降りるまでの約20分間。延々と運転手さんの身の上話を聞かされる。私はみのもんたではな〜い!!(確かにすごい話ではあったのだが・・・)
一足先に到着し、タクゴンのお世話をしていると文句大臣(マーザウルス)より電話がある。「パパは港で一人お留守番するんだって!」というのでジョークで返す「うん!わかった〜ごゆっくり〜」と答える。そして文句大臣と変わるとなんと予約の時間が違うというではないか!あせるズボラー!!予約をしたのは私だ!ドキドキしながら待っているとなんとかキャンセル待ちで乗れたようだ。
夜になり酒好きの文句大臣一家。大宴会が始まる。もちろんその中で船の切符の時間間違い事件のことも話題となる。じいは時間にルーズなのが大嫌いだ!と強調していた。う・・・このズボラー自慢じゃないが時間だけじゃなく全てにおいてルーズなのだが・・・きっと大嫌いなんだろう〜その話が展開され、一家で一番ルーズなのは文句大臣だ!とみんなに言われていた。終いには「ぐうたらパパ」の称号までいただく。すると文句大臣「一番ひどいのはこいつだ!!」私を指差す。そして暴露される。をいを〜い!!!こんな場面で言わんでもいいだろうが!そしてズボラママVSぐうたらパパの激しい攻防が繰り返されることになる。公平なジャッジをするため正直者(=子供=マーザウルス)を証言台へ。「一番遅くまで寝ているのは誰?」との問いに「パパ!!」と答えたのである。よしよし!躾が行き届いたようだ。合格!
こうして、ズボラママは勝利を手にしたのである。
しかしこの激しい攻防が原因なのか次の日には、恐ろしい「偏頭痛」に襲われ1日中寝ているはめとなってしまった。一体なにしに文句大臣実家へ行ったのであろうか??
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