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| 2008年09月07日(日) | |
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葉酸(ようさん)はもともと貧血の治療に使われていて、細胞の発育にとっても大切なビタミンです。細胞の分化の盛んな胎児には、特に葉酸が重要です。受胎前後に十分量の葉酸を摂ることで、二分脊椎(にぶんせきつい)や無脳症などの神経管閉鎖障害(しんけいかんへいさしょうがい)のリスクが低減できることが、多くの研究から明らかになってきました。
厚生労働省では、妊娠を希望するすべての女性に、食事からの摂取に加えて、1日400μg(マイクログラム)の葉酸をサプリメントで摂ることをおすすめしています。でも、すべての女性が計画的に妊娠するわけではありません。ふだんから神経管閉鎖障害のリスク低減のために、妊娠を計画している女性は食品やサプリメントから葉酸を摂取するよう呼びかけています。
脳や脊椎を形成する神経管が妊娠前期に正常に形成されないことによっておこる先天異常のひとつです。1998年日本での出産(死産を含む)1万人に対し、神経管閉鎖障害は6人、うち二分脊椎の障害は3.2人程度と推計されています。諸外国で行われた数々の疫学調査によって「葉酸摂取が神経管閉鎖障害の発症リスクを低減する」ということがわかってきました。これまでアメリカ・オーストラリア・中国など約10カ国で葉酸を食品やサプリメントから摂取することを勧告しています。ただし、複合的な要因によるものなので、葉酸の摂取だけで完全に予防できるものではありません。
それは違います。葉酸は胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、たくさん摂ったからといって胎児の発育が良くなるものではありません。また、サプリメントからの葉酸摂取量は1日に1000μgを越えるべきではありません。
先天異常の多くは妊娠直後から妊娠10週以前に発生します。妊娠の兆候があって産婦人科を受診してからの対応では遅いこともありますので、「妊娠1ヵ月以上前から3ヵ月までの間」の摂取がすすめられます。実際にはいつ妊娠するかはなかなかわかりませんので、妊娠を計画している女性は普段からバランスの良い食事を心がけるとともに、葉酸を食品やサプリメントから積極的に摂取することが大切です。
妊娠中期以降も、葉酸は必要です。授乳中のママの必要量も280μgとぐっと増えます(一般女性(12歳)以上は200μg)…※1。ビタミンB群不足は、早産、低体重児に関係しているのでは?ともいわれています。葉酸プラスには、葉酸以外にビタミンB群と鉄分もプラスされていますから妊娠中にも授乳中にも大切な栄養素を補給できます。
※1:葉酸の一日あたりの推定平均必要量 日本人の栄養摂取基準(2005年版)より
葉酸は、その名の通り植物の緑の葉の部分に多く含まれています。菜っ葉(ほうれん草・春菊・高菜・からし菜・チンゲン菜など)や緑黄色野菜、レバー、アボカド、イチゴ、オレンジなどに多く含まれています。また、レバーは鶏・牛・豚の順に葉酸含有量が多いのですが、ビタミンA過剰摂取の心配があるので、注意が必要です。 葉酸(ビタミンB群)は熱に弱く、水に溶けやすいので、サプリメントを上手に活用したいですね。
食品とサプリメントからの補給をおすすめします。
まず葉酸は@水に溶けやすくA熱に弱くB体内で吸収されにいくいという特徴があります。葉酸は水溶性のため煮汁中に溶出し、調理に際して50%近くが失われてしまいます。また食事から摂った葉酸の生体内利用率は、約50%と言われていて、せっかく摂っても尿などで身体の外に出てしまいがちです。食べ物だけで必要量をとるのは、とても大変です。サプリメントを上手に活用したいですね。
葉酸の摂り過ぎによって何か起きたということは、今のところ報告されていません。ただ、サプリメントにおける葉酸の1日の許容上限摂取量は1000μg(マイクログラム)とされています。これは、(葉酸とビタミンB12はとても関係が深いのですが)大量の葉酸の摂取が、体内でビタミンB12が欠乏している場合でもその欠乏を隠してしまう、つまり“欠乏していないように見えてしまう”ということがあるからです。蓄積性や毒性は知られていません。葉酸の摂取を継続的に行っていると、ビタミンB12欠乏症が発見しにくくなると言われています。葉酸プラスにはビタミンB12も含まれており、ビタミンB12欠乏症を防ぐことができます。
葉酸プラスには、赤ちゃんの発育に大切な葉酸をはじめ、ビタミンB群、鉄など妊娠、授乳期に必要な栄養素がとれます。
また、妊娠期だけでなく、授乳期も必要な葉酸の量は多くなります。葉酸プラスは授乳中の方にもおすすめします。
