赤ちゃんは今生後何ヵ月? 1~2ヵ月

発育・発達

最も成長が目覚ましい時期

一生のうちで、身長体重ともに著しく成長する時期です。

満1ヵ月を迎える頃には、体重は1kg前後増え、身長は3cm前後伸びるのが一般的ですが、母子健康手帳の発育曲線のグラフに沿って成長していれば多くても少なくても問題ありません。体重増加が極端に悪いときには、1ヵ月健診で相談しましょう。

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また、視力が発達し、ママの顔をじっと見たり、1ヵ月も後半になってくると、動くものを目で追ったりするように。

また、聴力も、音を聞き分けることが出来るようになってきて、赤ちゃんをあやすママの声に反応するようになります。手足の動きが活発になり、毛布を蹴ってはがす赤ちゃんも。

お世話のポイント

生活リズムを徐々に意識して

窓辺で外の空気を取り入れ、1日1回は外気浴を。昼夜の区別をつけるために、昼間のねんねは部屋は明るいままにしておきましょう。生活音に慣らすためにも、寝ているからといって極端に静かにする必要はありません。生後1ヵ月を過ぎたら、ベビーバスは卒業し、大人と同じお風呂で入浴してもかまいません。入浴後に、白湯や麦茶を飲ませて、お乳以外での水分補給も試みましょう。まだ、ほとんどの赤ちゃんの首はすわらないので、抱っこの時は首を支えてあげて。時々体重の増え方をチェックし、場合によっては人工乳を足すこともあります。その場合は医師や保健師に相談を。引き続き、乳児湿疹が出やすい時期なので、皮膚の清潔と保湿に心がけましょう。

生活のポイント

忘れずに1ヵ月検診を受けましょう

睡眠のリズムが徐々につき、眠っているときと起きているときがはっきりしてきます。おなかがいっぱいでも昼間に起きているようになり、赤ちゃんによっては夜眠っている時間が長くなってきます。
この時期に大切なのは1ヵ月健診です。身長体重のチェックだけでなく、黄疸が続いていないか、おへそが乾いたか、股関節脱臼や斜頸でないかなど、赤ちゃんの健康状態を確認するので、かならず受診しましょう。また、ママも産後の健診を受けて、順調に体が回復しているかのチェックを。お宮参りもこの時期の大きなイベントですが、赤ちゃんの体調や天候を優先し、決して無理はしないようにしましょう。。

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