column
離乳食は“成長の証”
それまで与えていた母乳やミルクから、いざ離乳食を始めるとなると、どの時期に何を与えたらよいか悩むものですよね。
今回は、赤ちゃんに与える離乳食の時期と内容についてお話ししましょう。
離乳食を始める時期は、生後約半年と言われています。その頃になると、だんだん母乳から出る栄養分が少なくなるので、ミルク以外で栄養分を補う必要があります。
まずは、私たちが慣れ親しんでいる“お粥”から始めてみましょう。離乳食を食べ始める時期には、赤ちゃんはまだ歯が生えていません。舌ですりつぶせるくらいの柔らかいお粥をスプーンひとさじから始めましょう。最初はなめる程度でとどめ、徐々に量を増やしていきます。
口にものを入れることを覚えたら、今度はいろいろな食材にチャレンジします。
味の濃いものに慣れてしまうと薄味のものを食べなくなったり、唾液の分泌が少なくなる可能性があるので、食材に味付をせず、ペースト状にして食べさせましょう。
例えばほうれん草はゆでて、そのままミキサーでペースト状にして食べさせるなど、まずは味に慣れてもらうことが大切です。
赤ちゃんに必要なのは、タンパク質や糖質、脂質をバランスよく摂取することです。授乳を続けている人はある程度母乳から脂質をとっているので、タンパク質と糖質を積極的にとるようにしましょう。
また母乳をやめた赤ちゃんに、脂質を補おうといきなり肉の塊を食べさせるようなことは避けましょう。急に脂質を与えるとお腹の調子を崩してしまうことがあるので、脂質は魚の脂身部分をつぶしてご飯に混ぜて食べさせるなどの工夫をします。
いかがでしたか? 赤ちゃんに離乳食を与えるポイントがお分かりになったと思います。
1才になるまでは、乳製品を摂取するのが難しいことがあります。無理に牛乳やヨーグルトを食べさせず、欲しがる時期になってから始めてみるのがよいでしょう。
ピジョンの一食食べきり離乳食は、管理栄養士の先生の監修と、赤ちゃんの好みと食べ応えを熟知した専門家による栄養満点の商品です。忙しいママにとって離乳食作りは、育児の中でも大きな負担となる作業ですよね。
毎回ではないにしても、上手に手助けしてくれる商品を使い、母子ともにストレスのない食育児生活を楽しみましょう。