column
妊娠、出産というのはだれにとっても人生の一大イベントだと思います。
まして、初めての妊娠だと勝手がわからないだけに不安になったり、戸惑ったりしがちですよね。
インターネットや雑誌にはいろいろな情報が飛びかい、一方ではいいといわれていることが、もう一方では禁忌のように書かれていたり。何を信じていいのかわからないことが時にあると思います。
今回は妊娠中にぜひやっておきたい3つのことについて、お話ししたいと思います。
これは、よく言われることですが本当に大切なことです。
アルコールとタバコを絶つこと。タバコに関しては妊婦さん本人の喫煙はもちろん、副流煙を吸い込むこともないように、家族の方にも同室では遠慮してもらいましょう。これから、赤ちゃんのいる生活がはじまるのですから、赤ちゃんのパパになるご主人にもこれを機に禁煙してもらえるとよりいいと思います。
風邪や花粉症のお薬など新しく飲み始めるものはもちろん、頭痛や便秘のお薬など普段から使用しているお薬についても主治医に確認して使うようにしましょう。
また、赤ちゃんの神経管欠損症の予防や体を作る上での細胞分裂に役立つといわれる葉酸のサプリなどについても、いろいろな製品がありますので産婦人科の先生に実物を見せて相談する、あるいは処方してもらうようにするといいでしょう。
また、妊娠中に摂り過ぎはいけないといわれているのがビタミンA。
通常の食物に含まれる分には摂り過ぎの危険性はあまりありませんが、サプリや健康食品などをお使いの方は注意が必要ですね。お化粧品にも、ビタミンAの誘導体であるトレチノイン酸(レチノール)が含まれていることがありますので、妊娠中は念のため確認をしたほうがいいでしょう。
妊娠すると体調の変化や周囲の情報に敏感になって、不安になったりブルーな気持ちで一日を過ごしてしまう日もあるかと思います。でも、出来るだけ明るく、赤ちゃんに会える日を楽しみにしながら生活するようにしましょうね。過度な心配やストレスは、つわりの悪化や早産を招くこともあるといわれているので禁物ですよ。