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妊娠すると、襲ってくる「つわり」。
家でゆっくり休めている状態であればいいのですが、外出先で突然襲われると辛いですよね。
つわりは、妊娠5週から始まり、ピークは妊娠8~10週、胎盤が完成する妊娠3~4ヵ月には自然に治る、と言われています。まれに出産直前まで続く場合があります。
つわりの原因ですが、ホルモンの変化によるもの、精神的ストレスなどが考えられていますが、未だに分かっていません。
残念ながら、つわりを治す方法はありません。終わるのを待つしかないのです。
しかし、症状を軽くするコツはあります。どうすれば、症状が軽くなるのか、見ていきましょう。
無理をしないことです!
胃が空になると、胃酸がでてきて、むかつきを感じやすくなります。
また、食事の間隔があいて、血糖値が下がってくると、吐き気を催します。
低血糖を防ぐためにも、枕元にクッキーを置くなどしましょう。
どちらもつわりの予防になると言われています。
ミネラル豊富で、水分の吸収がよい、スポーツドリンクはお勧めです。
水分で気持ち悪くなる人は、フルーツや生野菜など、水分が豊富なものを食べるようにしましょう。
つわりがひどくて食べられない、必要な栄養をとれない、と心配であれば、サプリメントは良い選択肢になります。
この時期はなるべく、葉酸、ビタミンB12、B6、ビタミンCを意識的に取ることを心がけてください。葉酸はイチゴやグレープフルーツ、ほうれんそうやブロッコリーに多く含まれています。
つわりでこれらを受け付けられないときは、葉酸が含まれるマルチビタミンのサプリメントに頼ってみても良いでしょう。
つわりは朝に起こりやすいですよね。
朝に胃が空っぽになっていて、ムカつきが悪くなってしまうのです。
朝起き上がる前にベッドの中で、クラッカーやクッキーなど軽食をとるようにしましょう。
ブラジャーをつけない、というのも1つの手です。
ストレスを少なくすることは、つわりを乗り切るのに大事です。
妊娠中は、ウォーキングやヨガなどの有酸素運動を行いましょう。ストレス解消にもなりますし、気持ちもリフレッシュします。
つわりは、どうしても本人しか分からないつらさです。
パートナーとしっかり話し合って、周囲の協力を得られる環境を整えるようにしましょう。