赤ちゃん誕生までの流れって?

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うれしい妊娠がわかってから、お産を迎えるまでどんなふうに妊娠が進行していくのか、特に初めての妊婦さんであればわからないことが多いと思います。
身体がどんどん変化していくと、「あれ、これは普通かな?」とか、「大丈夫かな」と思うことはきっとたくさんありますよね。急な変化に焦らなくて済むよう、今回は妊娠判明から出産までの流れについてシンプルに説明したいと思います。

妊娠初期
(妊娠1ヵ月~4ヵ月)

妊娠前最後の生理の初日が0週0日。多くの妊婦さんが妊娠に気づくのは妊娠2か月頃ということになります。生理予定日が妊娠2ヵ月のはじめ、4週0日ですから、のんびりした妊婦さんだと気づいた時にはもう3ヵ月に突入、ということもあるかもしれません。
つわりやおりものの増加を自覚するようになり、一般的にはつわりは妊娠3ヵ月がピークです。ただつわりには個人差が大きく、ほとんど何も感じない方も、あまりの吐き気と気持ち悪さに痩せてしまう方までさまざま。同じように元気な赤ちゃんが生まれるので心配はいりませんが、吐いてばかりで水分や食事ものどを通らないようになったらすぐ病院を受診して、必要に応じて吐き気止めや点滴などの処置を受けましょう。
妊娠4ヵ月に入ると、下腹のふくらみがわかるようになり、乳腺も徐々に発達してきます。

妊娠中期
(妊娠5ヵ月~7ヵ月)

胎盤が完成し、いわゆる安定期に突入します。まだつわりが辛い妊婦さんもいますが、多くの方は食欲も出て、むしろ体重管理が心配になってくるでしょう。
じっとしていると胎動を感じたり、エコーの角度がよいと待望の赤ちゃんの性別がわかるようになってくるのもこのころです。お母さんの体型もいかにも妊婦さんらしく、丸みを帯びてきます。

妊娠後期
(妊娠8ヵ月~10ヵ月)

赤ちゃんもどんどん大きくなり、お母さんは体の重さや重心の変化で動くのが億劫になってきます。また、夜、胎動やおなかの圧迫感、頻尿などで眠れなくなってきて体力も消耗しがちな時期です。子宮が徐々に下がってきて、母乳の分泌が始まる妊婦さんもいます。ここまで来たら、赤ちゃんに会えるのももうすぐです。

待望の赤ちゃんに会うまで、心配もあるでしょうが、思い出に残る楽しい38週間を過ごせるといいですね。

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