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赤ちゃんと車に乗る機会のあるママにとって、チャイルドシートは必要不可欠です。
赤ちゃんの頭蓋骨は弱く、大人と比べてはるかに衝撃に弱い構造をしています。脳内出血や硬膜下出血など、頭に障害をうけやすく、事故などで、赤ちゃんが命を落としやすい原因ともなっています。また、お母さんが赤ちゃんを抱っこしていても、事故で外に投げ出されてしまったりすることがあります。
それらを防ぎ、赤ちゃんの命を守るために、チャイルドシートが必要です。
チャイルドシートと一言でいっても、さまざまな種類があります。
・1才頃までの乳児が対象の、寝たままの姿勢でのせる乳児用ベビーシート
・9ヵ月〜幼児が対象の、前向きに座らせて、ハーネスなどで固定する椅子タイプの幼児用チャイルドシート
・ 幼児から学童までが対象の、座席の上において、シートベルトで固定する椅子タイプのジュニアシート
またこれらが組み合わさったものもあります。
大切なのは、赤ちゃんの年齢や体格にあったチャイルドシートを選ぶことです。できるだけ、実際に見たり触ったりして確認してから、選ぶようにしましょう。
また、取り扱いしにくく、赤ちゃんをのせるのが面倒でのせなくなってしまっては元も子もないので、「操作のしやすさ」というのも選ぶ際のポイントとなります。
実際使用するときは、説明書の内容を守り、ベルトの固定方法など決められた使い方を守ることが大切です。
チャイルドシートを使っていたけれど、しっかり使い方が守られていなかったために、赤ちゃんが事故で被害にあわれることもあります。また頭に衝撃が加わることで、揺さぶられっこ症候群など、頭の中に障害が生じるような状態になる可能性もあります。
正しくチャイルドシートを使って、赤ちゃんの命を守ってくださいね。