赤ちゃんの体調管理

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赤ちゃんを迎えることになって、とても嬉しい反面、多くのパパ・ママが最も気になるのが赤ちゃんの健康・体調管理面ではないでしょうか。
赤ちゃんはご存知のように生まれてからしばらくの間、身体が小さくて、抵抗力も不十分です。もちろん、言葉による意思表示もできませんから、周囲の大人、特にご両親が赤ちゃんの様子に注意し、早め早めに対処してあげることが何よりも大切です。
ただ、初めてのお子さんであれば特に、緊張もありますし、どこに気を付けてみればいいか、なかなか分かりにくいですよね。
今回は、赤ちゃんの体調を管理していく上でどのような点に気をつけていくべきか、ポイントをいくつかお話ししたいと思います。

ポイント1:普段の状況を把握すること

まず、赤ちゃんを見るうえで重要なポイントは、赤ちゃんをよく観察し、普段の状態をよく知っておくことです。
普段より機嫌が悪い、何かおかしい…というのはいつも赤ちゃんを見ているパパ・ママにしかわからない非常に重要なサインです。よく泣く赤ちゃん、汗かきの赤ちゃん、いつもニコニコ機嫌のよい赤ちゃんなど、普段の様子を見て、「何かおかしいな」というアンテナを持っておくことが大切です。

・ ミルクの飲み具合
・ 便の状態
・ 睡眠のリズム
・ 機嫌の良さ

などは、チェックする癖をつけておくとよい項目です。

ポイント2:体温調節に気を付けること

赤ちゃんの免疫機能は未熟で、身体も小さく抵抗力がないことから、思わぬ感染症にかかってすぐに重症化してしまうことがあります。不要な人との接触を避けることや、衣服や室温に気を付けて、こまめに体温調節をすることも大事なことです。 ただ、体温調節の機能の未熟な赤ちゃんは、気温や衣服により37.5度くらいまで体温が上がることがありますから、それ以上を発熱と考え、焦らなくても大丈夫です。

加えて、お風呂はあせもの予防や、おしりの清潔のためにもできるだけ毎日入れてあげて、保湿をしっかりしましょう。

特に初めてのパパ・ママが大切な赤ちゃんのことで、不安になったり戸惑ったりするのは当たり前のこと。
慣れないうちは赤ちゃんが少しでもおかしいな、と思ったら、ためらわずかかりつけの小児科の先生に相談すると安心ですよ。

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