離乳食まるわかり相談室
栄養もしっかりとれる麺メニューが知りたい
少食なのですが、うどんやスパゲティなど麺類ならたくさん食べます。
麺を食べさせながらおかずも一緒にとれるようなメニューを教えてほしいのですが。(10ヵ月)
麺類を好む赤ちゃんは、わりと多いようですね。麺の長さが長すぎるとうまく飲み込めないので、離乳食の時期にあわせて食べやすい長さに切ってあげましょう。乾麺からゆでるときは、適当な長さに折ってからゆでてもかまいません。

7~8ヵ月頃なら3~5㎜に刻んで、9~11ヵ月頃なら2~3㎝、12~18ヵ月頃なら4~5㎝程度の長さを目安にして下さい。麺だけ食べて具を残すということのないよう、具を一緒にやわらかく煮込んだり、具をあんかけにして麺にからませるなどするとよいでしょう。

うどんは小麦製品なので、アレルギーのことを考慮し、最初に使う場合は6ヵ月以降からにしましょう。
早くゆであがるそうめんも、離乳食に使いやすいですね。塩分が意外と多いので、7~8ヵ月頃以降から与えましょう。
スパゲティは、長くゆでてもやわらかくなりにくいので、噛む練習を始める後期以降から使うのがおすすめ。サラダスパゲティなら、麺が細く早くゆであがるので使いやすいですよ。
中華麺は消化しにくいので、12~18ヵ月頃以降に。少量なら、9~11月頃から食べさせてもかまいません。
具は、一緒に煮込んで麺にからめます。こうすると、麺を食べるときに他の素材もいっしょに食べられます。
離乳食の時期にあわせ、長さを決めて麺を切ります。麺がくっついて切りにくい時は、いったん水に通すと切りやすくなります。
離乳後期 離乳完了期
うどんのナポリタン風 納豆うどん
作り方
ゆでうどん40gを2㎝ぐらいの食べやすい長さに切ります。
フライパンに油少々を熱し、玉ねぎとにんじんのみじん切り各大さじ1、鶏ひき肉小さじ2をいためます。
にトマト果汁1/2カップを加え、煮立ったらのうどんを加えて煮汁がなくなるまで弱火で煮込みます。この時、ふたをすると、うどんはやわらかめになります。
竹串を刺して何もついてこなければ火を止め、1/4~1/3(1回分)を器に盛ります。あれば、メロンや桃など季節の果物の裏ごし小さじ2をかけます。
作り方
ゆでうどん90gを4~5㎝ぐらいの食べやすい長さに切ります。
フライパンにバター少々を熱し、のうどんをいため、大根おろし大さじ2、納豆1/2パック(20g)を加えてかき混ぜ、しょうゆ少々で調味します。
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