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乳首が痛むときには?


Pigeon.infoからのアドバイス:

 乳首が痛むのは、水疱、血疱、膿疱、びらん、乳口炎、乳管炎、擦過傷、乳頭亀裂などによるものです。ピジョンの調査では、約半数の方が乳首に何らかのトラブルを経験しています。

これらの症状が起こる原因は、
妊娠中から乳首の管理を充分にしていなかった。
赤ちゃんに飲ませる時、乳首を深くくわえさせなかった。(浅飲み)
お産直後のまだ母乳分泌が充分でない時に、赤ちゃんに長時間くわえさせていた。
乳首にうっ血やむくみがあり、かたくなっていたのに、マッサージで乳首をやわらかくしないで授乳させた。
夜中などに乳首をマッサージしないで乳首をくわえさせてしまった。
などで起こることがほとんどです。

 それぞれの症状と、その対処法は、

擦過傷 こんな症状です。
赤ちゃんがお乳を飲むときに、上あごや舌でこするため、また、陰圧が強いためにできることが多いようです。
この他に、母乳のしぼり方が良くないため(乳房をしごくようにするため)に、乳輪やその外側部分にもできることがあります。キズを作らないためには、母乳のしぼり方を上手になることです。
咬傷(かみ傷) こんな症状です。
母乳の出が悪いために赤ちゃんが噛んだり、歯が出てきてかゆいために乳首まで噛んでしまう、などによって起こります。
乳頸亀裂 こんな症状です。
乳首に出来ている「しわ」の部分が、授乳による力で亀裂してしまうこと。
授乳する時に偏った姿勢で飲ませていると、乳首のある部分ばかりに抵抗が加わってしまうため起こったりします。

予防・解決法!
乳首が痛んだら、痛むところに赤ちゃんの口の端が来るように、飲ませ方を工夫しましょう。抱き方そのものを変えるのもいいかもしれません。

また、乳頭保護器を使用すると、乳首をカバーしてくれるので痛みもやわらぎ授乳できます。傷がひどい時には乳頭保護器ハードタイプをおすすめします。赤ちゃんの口が直接当たりません。乳首に傷がつく、切れてしまったら、我慢しないで医師に処方してもらいましょう。傷口から雑菌が入って乳腺炎を起こすことがあります。治ってもまた切れてしまう場合もあります。傷が良くなるまでは、さく乳器等でこすらないように搾乳したりして、乳首の管理をしっかりしてから再開しましょう。


水疱 こんな症状です。
乳首の表面にできた水疱は、あまり問題になりません。深い部分にできた水疱の多くは乳口(ちぐち:母乳の出る口)部にできるため、乳管を圧迫して、うつ乳の原因になります。
水疱の内容物に、血液が混じったものが血疱、白血球が混じったものが膿疱、というように区別しています。
予防・解決法!
乳房に圧を加えてさく乳した時や、赤ちゃんが吸うことで自然に破れることもあります。破れない時は医師に相談して、消毒して破いてもらいます。その後、多くの場合は、びらんになりますので、副腎皮質ホルモンの軟膏、または抗生物質の軟膏を塗ります。その上からラップを小さく切ってつけ、乳首を保護します。

乳口炎 こんな症状です。
水疱の破れたあとに、乳口をとり囲むようにできた直径1〜2mmの白黄色の炎症です。
予防・解決法!
その部分を中心に抗生物質の軟膏をつけ、ラップを貼っておきます。治るのに1〜2週間以上かかる場合があります。乳腺炎の原因にもなりますので、早めに治療しましょう。

乳管炎 こんな症状です。
乳口炎から広がってなったり、直接、乳管に炎症を起こす場合もあります。乳管をつまむと、乳房の深い部分までひびく痛さがはしります。
予防・解決法!
治療としては抗生物質の内服となります。
これも乳腺炎の原因になりますので、早い治療が必要です。


乳首が痛む 上記の症状は乳首の痛みで発見されます。痛みは強いのですが、小さい部分のため、時としてどこが悪いのか見逃してしまうことがあります。乳首を指で圧迫して注意してみると発見しやすいでしょう。外見上は治ったように見えても、乳首をつまんでみて、痛みを感じるようなら、まだ治っていないということです。

 どちらにしても、直接授乳はやめて、母乳をしぼって哺乳びんで与えましょう。また、乳頭保護器を使用する方法もあります。

 つまんでみて、痛みを感じなくなり、飲ませてみても痛みがなくなれば、直接授乳してもかまいません。

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