赤ちゃんは今生後何ヵ月? 0~1ヵ月

発育・発達

外界に適応しようと体が変化

一般的に体重3kg前後、身長50cm前後を平均に生まれてきますが、赤ちゃんによって個人差は大きいものです。

生後1週間の間は、生理的体重減少がありますが、その後は毎日のように身長・体重が増えていきます。胎内にいた時との環境の違いにあわせて、体の構造も急激に変化していきます。目はぼんやり見えている程度で、生まれてから発達していきますが、聴覚は胎内にいるときから発達していて耳はよく聞こえています。

この時期は、音に反応してビクッとしたり、手のひらにさわるとぎゅっと握ったりといった、生まれつきの原始反射が見られます。自分の意志とは関係なく体が動くのですが、大脳が発達するにつれ、こういった反射はなくなります。

お世話のポイント

頻繁な授乳に室温調節と清潔

目を覚ましているときは授乳&おむつ換え、あとは静かに眠らせてあげます。まだ母乳が出にくいママもいますが、スキンシップとしても大切なので、おっぱいを吸わせてあげましょう。首がすわっていないので、抱っこの時は首を支えます。体温調節が未熟で外界の温度に大きく影響を受けやすいので、室温を快適な温度に保つ必要が。だいたい20~25℃を目安にするとよいでしょう。また、細菌に対する抵抗力がきわめて弱いので、常に清潔を心がけて。新陳代謝が激しいため脂肪の分泌も多く、湿疹が出来やすい時期です。おむつかぶれもおこしやすいので、毎日の沐浴を日課にしましょう。おへそがまだじゅくじゅくしている時期なので、沐浴後のケアも忘れずに。

生活のポイント

昼夜の区別なく、ねんねと授乳の繰り返し

退院して、おうちでの生活が始まります。
この時期の赤ちゃんは、おなかが空いたら目を覚まして泣き、満腹になったら眠るということを、2~3時間おきに繰り返しています。昼間も赤ちゃんが眠っている間は、体を休めるためにママも寝床で横になりましょう。

出生から14日以内に市区町村の役所、役場に出生届を提出します。それまでに名付けが必要に。
自治体によっては、この時期に保健師さんの訪問がある地域も。
発育、発達、お世話の仕方など、気になることは相談しましょう。

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