哺乳量が増えますが、手足の動きも活発になっていくので、1ヵ月の頃よりは体重増加がやや緩やかに。体つきが赤ちゃんらしくなり、手足にくびれが出来て、ぽっちゃりしてきます。
動くものを目で追うことが多くなり、ベッドメリーなどにも反応するようになります。音への反応も今まで以上にはっきりとし、ガラガラを鳴らしたり呼びかけたりすると、音のする方に顔を向けるように。
また、自分の手をじっと見つめたり口に持っていく様子が見られたりします。さらに、あ~、う~といった喃語を発し、大人の言葉がけに反応するようにも。このように、自分の周りの環境に関心を示すようになってきます。
動きが活発になってくるので、手足が動かしやすい服を着せてあげましょう。足下は裾が分かれているタイプの服がよいでしょう。体温調節機能も発達してくるので、もう、大人より一枚余分に着せるといったことはしなくても大丈夫です。
紙おむつを使用している場合は、新生児用からSサイズへ切り替える赤ちゃんが多くなります。
外気浴は、家の中ではなく、お外に出る習慣を。ただし、短時間にして直射日光には当たらないように気をつけて下さい。
まだ首のすわりがしっかりしていない赤ちゃんが多いので、縦抱きのときは、首の後ろを支えてあげましょう。時々うつぶせにしてあげると、頭をあげようとするので首の力が徐々についてきます。
昼間起きている時間がぐっと長くなり、夜まとめて眠るようになる赤ちゃんも。ただし、これには個人差があるので、夜の授乳がまだ頻繁な赤ちゃんもいます。授乳間隔を一定にして、生活リズムを作るようにしましょう。
とくに昼間は、泣いたらすぐに授乳するのではなく、他に泣いている原因がないかを、いま一度考えてみましょう。
抱き癖はあまり気にせず、スキンシップを図るようにしましょう。昼間は3~4時間おきで5回が平均的な授乳回数となります。
いただいた出産祝いは、少なくともこの頃までには内祝いを送るようにしましょう。