赤ちゃんは今生後何ヵ月? 4~5ヵ月

発育・発達

コミュニケーションも動きも活発に

ほとんどの赤ちゃんで首がすわります。腹ばいにすると、手で体を支えて上半身を起こすようにも。

体重の増え方、身長の伸び方は、さらに緩やかになり、ますます個人差が出るように。性格面でも同様に個人差が目立ち出します。

この時期は、精神面での発達に目覚ましいものが。好奇心が生まれ、興味のあるものに手を伸ばす姿も見られるようになります。声を立てて笑うようにもなり、感情面に喜怒哀楽が出てきます。

ママとの絆も強くなり、ママの不在で不安を感じたり、逆に抱かれる心地よさを感じたりして、それを体で表現するようにも。あやすと笑うといったように、コミュニケーションもはっきりとれるようになります。

お世話のポイント

思いがけない転落事故に注意を

皮下脂肪がついて、とくに丸々と赤ちゃんらしく太っている時期です。手首や腕、足のくびれに汚れがたまりやすいので、入浴のときにしっかり洗ってあげましょう。

早い赤ちゃんでは寝返りをしたり、足を突っ張って移動したりするので、ソファーや座卓の上などに寝かせていると、転落事故が起きる可能性が。くれぐれもそのようなことがないように注意しましょう。

かつては、離乳準備として果汁を与えることが推奨されていた時期もありましたが、今はその必要はないとされています。離乳準備を意識するなら、スプーンで麦茶や白湯、野菜スープなどを与えてみては? ただし、無理に進める必要はありません。

生活のポイント

散歩はしつつも無理な外出は避けて

天気のよい日は、ベビーカーや抱っこ帯などで近所をお散歩し、家の中では味わえない刺激を与えてあげましょう。ママも赤ちゃんのお世話に慣れてくると、赤ちゃんと一緒に外出をする機会も増えてくるかもしれません。ただ、赤ちゃんは病気に対する抵抗力も弱く、長時間の外出は体に負担がかかります。親の都合で赤ちゃんを連れ回すことはやめましょう。とくに、病原菌が蔓延する人混みは避けた方が無難です。

来月以降に始まる離乳食の準備として、生活リズムを整えることを意識しましょう。授乳とお昼寝の時間を書きとめ、今の生活リズムを知ることから始めましょう。

このページの上部へ