安定してお座りできる子が増えてきます。
運動能力はますます発達し、うつぶせにすると、ずりばいやはいはいで移動する子も。両脇を支えて立たせると、足を突っ張って跳ねたり、立とうとする仕草も見られるように。
指先を使って物を掴んだり、顔にガーゼをのせると自分で取り除くことが出来るようになります。
知能面での発達も目覚ましく、記憶力がぐっと伸びます。記憶が残るからこそ、「いないいないばあ」を喜ぶようになり、人見知りも激しくなります。
また、机をタンタンと叩くなど、簡単なことなら大人のまねが出来るようになる赤ちゃんも。口まわりの筋肉の発達も進み、離乳食を上手に食べられるように。小さい粒を、舌と上あごを使ってつぶしたり出来るようになります。
1日2回の離乳食を定着させ、ドロドロ状態から粒のある形状へと進めます。手作りが大変なら、ベビーフードを上手に利用してステップアップしていきましょう。赤ちゃんせんべいやボーロなどのおやつを与え始めるお家もあるでしょう。「喜ぶから」「静かにしているから」といった理由でたくさん与えるのはやめましょう。離乳食や授乳に影響が出ない程度の量にとどめて下さい。
歯の生えている赤ちゃんは、生え揃ってからの歯磨きをスムーズにするために、この時期から練習を。口中へ歯ブラシを入れることに慣れさせることから始めましょう。また、離乳食やおやつの後は、白湯やお茶を飲ませ、口中に食べかすが残らないようにしましょう。
コミュニケーションの楽しさを覚える時期です。毎日のお世話の際も、たくさん話しかけてあげましょう。言葉の意味がはっきりとはわからなくても、ママの口調からいろんなことを察するようになってきます。
長時間の外出や遠出の機会が増えてくるかもしれませんが、外出先でもなるべく、日頃の生活リズムを崩さないように。離乳食の時間や授乳時間をずらさないように心がけましょう。いったん生活リズムが狂うと、元に戻すのが大変です。
寝返りやずりばいなどで動く範囲が広がる上、手先が器用になるので誤飲のリスクが高まります。危険物が落ちていないか、部屋はまめにチェックしましょう。