赤ちゃんは今生後何ヵ月? 2才~3才

発育・発達

運動能力がアップ。指先も器用に

身長の伸びが目立つようになり、スマートなお兄ちゃん・お姉ちゃんの体型になってきます。

運動能力がアップし、できることが増えてくるでしょう。両足でジャンプしたり、手すりにつかまって階段を上ったり下りたり。ボールを投げたり蹴ったりして遊ぶこともできますね。

指先も一層器用に。絵本を1ページずつ指でめくれるようになりますし、スプーンやフォークでご飯を食べたり、衣服の着脱も一人でできるように。

まだまだスローペースですが、大切なのは時間が掛かっても自分でやること。ママは気持ちにゆとりを持って、見守ってあげたいもの。そして、自分でできた時はほめてあげて。その繰り返しによってできることが増えていくのです。

お世話のポイント

好き嫌いや食欲のむらが出てくる

食べ物の好き嫌いや食欲のむらが見られるようになる時期。多少の好き嫌いは仕方がありませんし、無理強いするとかえって嫌いにするだけ。栄養は他の食品で補うこともできるので、無理強いは控えて。食欲のむらも、元気よく遊んでいるなら心配無用。1日のトータルでそれなりに食べていればいいと思ってあげましょう。

また、上下10本ずつ、計20本の乳歯が生えそろってきます。乳歯の虫歯は進行が早い上に、将来の永久歯にも影響が。歯ブラシで歯を磨く習慣を付け、虫歯予防を。
トイレのトレーニングに取り組んでいるママもいると思いますが、最終的に一人でおしっこができておむつを卒業するのは、だいたい3歳過ぎ。焦らず気長に進めましょう。

生活のポイント

あいさつや早寝早起きの習慣付けを

「おはよう」「おやすみなさい」「いただきます」「ごちそうさま」、さらに「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」などのあいさつができるようにしていきましょう。ママやパパが率先してあいさつをしていれば、いつどんなあいさつをすればいいか分かり、自然にできるようになります。

また、早寝早起きの習慣は幼児期も継続を。成長ホルモンの分泌が促されますし、朝日を浴びることで生活リズムが調整されるからです。

注意したいのは、テレビやビデオの長時間の視聴。1日に1時間程度にし、子どもにふさわしい番組を選び、明るい室内で2m以上離れて見せます。食事の時間はテレビを消し、家族での食事を楽しみましょう。

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