ママは今妊娠何週? 4~7週 -(妊娠2ヵ月)

赤ちゃんの様子

赤ちゃんの様子

心臓や脳などの原型ができはじめ、2頭身の人間らしい形に

妊娠4週のころの赤ちゃんはまだ細胞の状態。妊娠5週で心臓のもとがつくられ始め、「胎嚢(たいのう)」という20mmくらいの赤ちゃんの黒い丸い部屋が子宮内に確認できます。

妊娠6週になると、赤ちゃんは約5~7mm程度に成長します。まだ人の形はしていないため、7週まで赤ちゃんは「胎児」ではなく「胎芽(たいが)」と呼ばれます。この時期に脳や目や耳の神経が発達して生殖器も作られ始めます。早ければ超音波検査で心拍(心臓の動き)が確認できるでしょう。

妊娠7週頃になると、大きさは約10mmで重さは約4g(さくらんぼ1個分)ほどになります。頭と胴が分かれ、手と足も分かれて2頭身の人間の赤ちゃんらしい形に。また、肝臓、胃、腎臓などほとんどの内臓の形ができ始め、神経細胞の約8割が完成して心臓の動きもしっかり確認できます。

ママの様子

妊娠を知らせる兆候が、少しずつ現れるように

妊娠4週目はまだ生理が始まるころなので妊娠に気付かない人が多いですが、妊娠検査薬を使用すると早いと陽性反応がでることもあります。また、ホルモンの影響で体がだるく熱っぽくなったり、少量の出血があったりすることも。妊娠に心あたりがある、いつもと違うと感じるなどのときは、産婦人科を受診しましょう。

妊娠5週は生理予定日から1週間以上が経っているので、生理周期が規則的な人であれば妊娠したと気付くでしょう。検査薬で陽性反応が出た場合も、産婦人科を受診し、超音波検査で正常妊娠かどうか確認する必要があります。

個人差がありますが、妊娠5~6週ごろはつわりが始まる人もいます。眠くなったりだるくなったりしますが、風邪と勘違いして薬を服用しないように気を付けましょう。つわりの症状としては、吐き気を感じる、お腹がすくと気持ちが悪い、臭いに敏感になる、だるいなどさまざまです。妊娠7週になると子宮はひとまわり大きくなってレモンぐらいのサイズになって膀胱を圧迫するため、トイレが近くなる人もいます。

生活のポイント

患者と話す医師

「妊娠したかも」と思ったら、早めに産婦人科へ!

妊娠が疑われるときや妊娠検査薬で陽性と出た場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。産婦人科では、超音波検査や尿検査をおこなって妊娠の確定診断をします。妊娠4~5週で確定診断ができますが、月経の周期、排卵日は人により異なるので、診断がつかずにまた1週間後に受診するよういわれることもあるでしょう。

子宮のほかにも、子宮頸管や子宮口、膣の様子などを内診でチェックすることもあるので、服装は上下別々で脱ぎ着しやすいタイプがおすすめです。

また妊娠、出産には健康保険は適用されませんが、受診の際は健康保険証は忘れずに。記録している人は基礎体温表を持参すると、診断の目安になります。診察料は、施設によって異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

妊娠中にしておきたいこと

パートナーと話しあう!

ソファで本を一緒に見ている男女

妊娠が判明したら、パートナーと気持ちを共有し、話しあうことが大切です。妊娠、つわりなど体調不良の際にフォローしてほしいことを伝えたり、仕事をしている場合は産休、育休、また仕事復帰後のスケジュールなどについて話し合っておくとよいですね。普段おこなっている家事もできなくなる場合があるので、パートナーと家事の分担を見直しておくと安心です。

また、赤ちゃんが生まれる前に旅行がしたいなど生まれる前にやっておきたいことを2人で洗いだしたり、妊娠・出産・子育てに対する不安な気持ちなどもお互いに共有して理解を深めておくのもよいのではないでしょうか。

住まいのこと、どんなふうに子育てがしたいか、どんな教育を受けさせたいか、仕事はどうしたいかなど大きなビジョンもゆっくりパートナーと話し合っていけるといいですね。

赤ちゃんが生まれると、生活スタイルが変わります。おうちでくつろぎながら、あるいはレストランやカフェなど外食を楽しみながら、身近なことから将来のことまで、少しずつ計画をたてていけるといいかもしれませんね。

毎日の食事を見直す

和風定食風の献立の焼き鮭に箸を伸ばす女性の後ろ姿

妊娠中、ママが健康でいることが赤ちゃんにとって大切です。この時期に毎日の食生活について見直して栄養バランスのとれた食事をとるよう心がけましょう。とくに妊娠中はタンパク質、鉄分、カルシウム、葉酸を積極的に摂る必要があります。食事で摂れないときは妊婦用サプリメントを活用するなどして補うといいですね。つわりが始まっている場合は無理をしないで食べられるものを少しずつ食べてみてくださいね。

天神尚子
監修してくれた先生

天神尚子

産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、1995年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

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