ママは今妊娠何週? 12~15週 -(妊娠4ヵ月)

赤ちゃんの様子

赤ちゃんの様子

体の基礎ができ上がり、胎盤もほぼ完成

妊娠12週は器官形成が終わり、骨や筋肉などが成長し始める時期です。さらに羊水の量が増えるため、赤ちゃんは手足を曲げたり、伸ばすなど自由に動き始めます。胎動はまだ感じませんが、超音波検査で赤ちゃんの動く様子を見ることもあります。

妊娠14週になると、赤ちゃんの背骨が1本1本きれいに見えてきたり、口を開けたり閉じたりします。頭と体のバランスも新生児と同じぐらいの1:4の大きさになります。

また妊娠15週には、赤ちゃんの命綱である胎盤がほぼ完成。赤ちゃんは、へその緒を通して、酸素や栄養をもらうようになります。胎盤が完成すると、赤ちゃんはぐんぐん成長します。爪や髪の毛も生えてくるでしょう。

赤ちゃんの重さは、約75~100g(レモン1個分)。頭殿長(とうでんちょう)は約9~12 cmです。

ママの様子

ママの様子

おなかが少し目立ち、つわりが治まってきます

この時期の子宮の大きさは、幼児の頭ぐらいです。おなかの膨らみがわかるようになるため、ママもパパも「赤ちゃんがいる!」という実感がよりわくでしょう。

また、個人差はありますが、つわりが治まってくる時期です。少し長引く人もいますが、少しずつよくなるでしょう。15週になると基礎体温が下がってだるさや熱っぽさもなくなります。つわりが終わって気分がスッキリしたら、よりマタニティライフを楽しめるようになるでしょう。

ただし、つわりが治まると食欲がアップして体重が一気に増える方もいるため、食べ過ぎには気を付けましょう。急激な体重増加は、妊娠高血圧症候群などの引き金にもなるうえ、太り過ぎは難産の可能性も高まります。栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

生活のポイント

おなかの赤ちゃんを意識した生活を!

食事を前に手を合わせている妊婦さん

これからどんどんおなかが大きくなるため、マタニティ用のウェアや下着の準備をしましょう。ブラジャーは産後の授乳期まで、平均2~3カップサイズが上がります。またブラジャーやガードルは種類が豊富なため、購入前に着心地などを調べましょう。レギンスなどで、冷え対策も忘れないでください。

食事はつわりが治まっていたら、3食しっかり摂り、栄養バランスを考えて。貧血予防に、豚・鶏レバー、干しエビ、青のり、岩のりなどを積極的に食べて鉄分を補給してください。たんぱく質とビタミンCを一緒にとることで鉄分の吸収力はアップします。

また、妊娠中の塩分の摂りすぎは高血圧やむくみを引き起こすため、摂りすぎに気を付けたいもの。減塩タイプや塩分不使用の調味料を使用したり、具だくさんにしてだしのうま味で薄味でもおいしく食べられるようにしたり、レモンなどの酸味を利用したりして、塩分を減らす工夫をしましょう。

妊娠線予防に保湿ケアをはじめよう

クリームを延ばしている妊婦さんのおなかのアップ

妊娠線は、おなかの赤ちゃんが大きくなるにつれて妊婦さんのおなかもふくらんで皮ふが引っ張られることでできるもの。引っ張られることによって肌が傷ついたり、白くひびわれたような亀裂が入ったりします。

そこで、妊娠線を予防するためにおなか、おしり、バスト、太もも、二の腕などの肌をマッサージをしながら保湿しましょう。マッサージをしながらおこなうことで、新陳代謝がアップして皮ふがやわらかくなるのでより効果的です。

お風呂上がりなどに、クリームを手にとり、下から上へ、内側から外側へマッサージをしてください。やさしく、力をいれすぎずに手のひら全体をつかってマッサージするとよいでしょう。各部位、10回ずつぐらいおこないます。時間がないときは保湿をするだけでもOKです。

なお、保湿ケアをしていても妊娠線ができてしまうことはどうしてもあります。妊娠線はできてしまうと消えることはないのですが、出産後3ヵ月ぐらいするとあまり目立たなくなっていくものです。妊娠線ができてしまってもあまり気にしないようおおらかな気持ちでいられるとよいですね。

天神尚子
監修してくれた先生

天神尚子

産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、1995年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

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