ママは今妊娠何週? 24~27週 -(妊娠7ヵ月)

赤ちゃんの様子

赤ちゃんの様子

脳が発達! 耳や目からの情報が脳に送られます

妊娠5ヵ月頃から発達し始めた聴覚は、この時期に完成します。視覚も発達し、腹壁をとおして外の明るい暗いを感じ、まばたきをするように。また、耳や目で得た情報を脳に送る伝達経路も完成!脳の発達により、体全体の機能をコントロールできるようになるので、羊水のなかで回転して体の向きを変えて動き回ります。反射神経なども身についてくるため、大きな音がするとビクッとすることもあるでしょう。「さかご」になることもありますが、まだ治ることも多い時期です。お腹をしめつけない下着をつける、横になる時間を増やすなどを心がけて。

この時期の赤ちゃんの重さは、約660~1, 000g、身長は約30~35cm。身長の伸びが緩やかになる代わりに、皮下脂肪が増えて体重が増え始めます。

ママの様子

ママの様子

お腹が大きくなることで、便秘などが悪化することも

子宮底がおへそより上にきて、お腹もウエストのあたりまで膨らんできて、重さを感じるようになります。子宮が内臓を圧迫しはじめるため、1回に食べられる量が減るママも。また、ほかにもあお向けに寝ると息苦しくなるなど、お腹が大きくなることで体への負担を感じる時期です。横向きで寝る、抱き枕を使うなど工夫しましょう。

腰をおさえているお腹の大きい女性

なかにはお腹の重さやホルモンの影響により、腰痛や便秘がひどくなるママもいます。気になるときは、我慢しないで主治医に相談を。腰痛は悪化すると日常生活が困難になったり、ガンコな便秘は痔の原因になることもあります。

お腹が急に大きくなるために、足元が見えづらいので歩くときは気を付ける必要があります。また、皮膚が伸ばされて妊娠線ができる人も!保湿クリームなどを塗り、肌を柔軟に保ちましょう。

生活のポイント

たばこ・アルコールに注意しましょう

気を付けたいのが、飲酒と喫煙です。たばこに含まれるニコチンは、血管を収縮させたり血液が酸素を運ぶ能力を低下させたりする作用があり、お腹のなかの赤ちゃんに十分な酸素と栄養が行き渡らなくなります。そのため、低出生体重児や早産、流産のリスクなども高くなります。受動喫煙でも同じことがいえます。

また、妊娠初期にアルコールを習慣的に摂ると、赤ちゃんの器官形成に問題が生じることがあるので、妊娠中は禁煙・禁酒をすることが大切です。家族にも理解、協力してもらうようにしましょう。

この時期にしておくといいこと

足のむくみ対策にはカリウム摂取や足湯がおすすめ

足湯をしている様子

足のむくみが気になってきたら、塩分を摂りすぎていないか食生活を見直してみましょう。また、カリウムを意識して摂ると、むくみ解消に役立ちます。これは、カリウムは余分な塩分を尿として排出する作用があるため。カリウムは切り干し大根、アボカド、人参、わかめなどに豊富に含まれています。

また、足湯も足のむくみ解消や足の疲れを和らげるのに役立ちます。洗面器に40℃ぐらいのお湯をはって足をつけてみましょう。カモミール、ラベンダーなどの妊娠中も使用できるエッセンシャルオイルを2~3滴たらして、アロマを楽しむのもよいですね。足湯は血行をよくしたり、リラックス効果も得られるといわれています。もちろん、入浴時に足をマッサージするのもおすすめです。

パートナーと2人きりの時間はあと数ヵ月

足湯をしている様子

出産予定日まで、残り数ヵ月。赤ちゃんが生まれたらパートナーと2人きりの時間はなかなかとれないもの。また、栄養バランスのとれた食事をとらなくてはと気にしすぎていると、ストレスになってしまうこともあります。たまには息抜きや自分へのご褒美として、ママが食べたいものを食べる、パートナーとデートを兼ねて外食やお茶をするなど、生活にメリハリをつけて楽しく過ごせるようにしましょう。

天神尚子
監修してくれた先生

天神尚子

産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長
日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、1995年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。

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