「新しい生活様式」に沿った赤ちゃん連れの外出、どうしてる?

「新しい生活様式」の提言では、「身体的距離の確保(ソーシャルディスタンスの確保)」「マスクの着用」「手洗い」を基本として、さまざまな具体的な実践例がメディアなどを通じて呼びかけられています。

小さな赤ちゃんがいるご家庭では、お出かけを心配されているママパパも多いですよね。とはいえ、赤ちゃん連れでまったく外出せずに過ごすのも、現実的ではありません。色々なことに気をつけながら「新しい生活様式」に沿って外出することになりますが、ママたちに不安はないでしょうか?

不安はありますか?

「外出に不安がある」と回答した人が74.7%と4分の3を占めました。「どちらともいえない」人も21%と、何らかの不安を抱えている人がほとんど。ママとパパはマスクをしても、小さな赤ちゃんにマスクは無理ですし、やはり外出は不安がありますよね。

不安があるからこそ、赤ちゃんを連れての外出はできるだけ控えてきた人が多いと思います。緊急事態宣言が出されたときは、ほぼ自宅にこもっていた人も多いですよね。

以前のように外出ができないかもしれないと考えたときに、ママたちはどんなことを不安に感じているのでしょうか?

外出しないことで不安なこと

「子どものストレスがたまってしまわないか」と回答した人が7割近く。お散歩したり、公園で遊んだり、外で過ごすことが赤ちゃんは大好きだからこそ、外出できないことが赤ちゃんのストレスになってしまいそうだと考えるママが多いようです。「親のストレスがたまってしまう」と回答した人も6割近くと多く、外出することは、親子の大切な気分転換になっていることがよくわかります。やっぱり外の空気を吸いたいですよね!

そんなときに、公共交通機関を使ったり、人が集まる場所に出かけたりする遠出は避け、近隣へちょっと出かけることを意識する人が増えたようで、9割近くの人が近場への外出が増えたとのことでした。ちょっとした外出でストレス解消を心がけているんですね!

では具体的に、「新しい生活様式」に沿った赤ちゃん連れの外出で気をつけていることは、どんなことなのでしょうか?

気をつけていること

「子どもを連れて出かける大人が常にマスクをしている」が80.7%、「家に帰ったら、手洗いや顔を洗うようにしている」が77.6%と、ほぼ8割の人が「新しい生活様式」の基本である「マスクの着用」「手洗い」を実践していました!「人との間隔を取るようにしている」も74.7%で、「ソーシャルディスタンス」も多くのママたちが心がけているようですね。提言されている「新しい生活様式」の基本は、ママたちにしっかり浸透しているようです。

他にも、赤ちゃん連れの外出で気をつけていることはどんなことか、聞いてみました。まず、持ち歩いているものを聞いてみると、ほとんどの人が除菌シートやスプレーなどの除菌グッズを持っていました。

「除菌シート、携帯用消毒アルコールの2点は、外出時の必須アイテムになりました。」

「大人用に除菌ジェルを持ち歩き、外出先でこまめに使っています。赤ちゃんには、赤ちゃん用の除菌シートを持ち歩いています。」

「公園に行くときは、ハンドソープと除菌シートを持っていきます。」

「除菌シート、大人用の替えのマスク、ゴミを入れるビニール袋、手洗い後のタオルを多めに持ち歩くようになりました。」

また、新たな習慣が身についたとの声も多くありました。

「今までは外出先で貸し出しているベビーカーを使わせていただくことが多かったのですが、除菌の手間やリスク回避のため、どこに行くのも抱っこひもを持っていって使うようになりました。」

「まだ小さくてマスクができないので、少しでも対策しようとツバのある帽子をかぶせています。また、ベビーカーのホロは必ず広げています。」

「抱っこひもを使うときは、マスク代わりの意味もあってガーゼハンカチを胸と子どもの口の間に乗せているため、ガーゼハンカチを多めに持ち歩くようにしています。」

「外出時にオムツを替えるとき、今までは備え付けのオムツ替え用ベッドに直接寝かせていましたが、オムツ替えシートを敷くようにしています。」

多くのママたちが赤ちゃん連れでの外出に不安を感じながらも、「新しい生活様式」に沿って、マスク、手洗い、ソーシャルディスタンスなどに気をつけながら外出していました。赤ちゃんや親のストレスを溜めないように気をつけながら外出することも必要ですね。これからも赤ちゃんと一緒に外出するときは、「新しい生活様式」を意識することはもちろん、今回ご紹介したママたちが持ち歩いているアイテムや、実践していることをぜひ参考にしてくださいね。

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