妊娠時期別マタニティーインナーの選び方 妊娠初期 0~15週

Worries 妊娠初期の体の悩み

妊娠初期は、つわりや強い眠気、胸の張り、頻尿、腰の重さ、便秘など心身にさまざまな変化が起こる時期です。

体調のゆらぎや不快感を和らげるためには、妊娠期の体の変化に合った、心地よく過ごせる専用のマタニティインナーを取り入れることが大切です。

01 冷えやすいおなか

妊娠初期は、ホルモンの作用で血管が拡張し血流がゆるやかになります。そのため、指先などの末梢の冷えや、おなか・下半身の冷えを感じやすくなります。妊娠初期は体温が高くなっているので、冷えていても冷えを感じづらいこともあります。

Point
おなかを冷やさないことが大切。おなかをやさしく包み、外気の冷えから守るはらまきタイプの妊婦帯がおすすめです。

02 腰・骨盤の違和感

妊娠によるホルモンの作用で関節やじん帯がゆるみ、その影響で腰の重さやだるさを感じることがあります。

Point
普段の下着では締めつけや違和感が出てくるので、早めに専用インナーへ切り替えた方が安心。

Supervision 監修

助産師・看護師 坂田陽子さん

葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院のNICU・産婦人科に勤務、延べ3000人以上の母児のケアを行う。その後、都内の産婦人科病院で師長を経験。現在は東京で「すみれ出張助産院」を開業している。

Size Selection 妊娠初期・サイズ選びのポイント

妊娠中の体型変化は妊婦さんによりさまざまですが、体重の増加幅が1つの目安となります。

妊娠してからの体重増加が8kg以上

妊娠前よりもワンサイズ大きいサイズを選びましょう。
(例:妊娠前がMサイズの場合、マタニティLサイズをお選びください。)

妊娠してからの体重増加が8kg未満

妊娠前と同じサイズでOK
(例:妊娠前がMサイズの場合、マタニティMサイズをお選びください。)

マタニティーインナーサイズ表

How to Choose 選び方に迷ったら

妊婦帯・骨盤ベルト・腰サポーターなど、時期やケアするポイントによって種類があることを知っていますか?

おなかや腰をささえたり、姿勢をサポートしたりと、選び方次第で毎日の過ごしやすさが変わります。
自分に合うインナーを選ぶためのポイントを、種類ごとにわかりやすくまとめました。

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