【助産師監修】妊娠中期（16〜27週）の体の悩みとマタニティインナー選びのポイント | はじめての妊娠・育児情報サイト

Worries 妊娠中期の体の悩み

妊娠初期のつわりが落ち着き、体調が安定しやすくなる時期です。その一方で、おなかのふくらみが目立ち始め、姿勢や体のバランスの変化によって、腰や背中の痛み、骨盤の不安定さ、足のつりなどの不調が出やすくなります。

乳房の変化や体型のふくらみも感じやすくなる時期でもあり、体への負担をやわらげるために、骨盤や腰をささえるマタニティインナーを取り入れましょう。

ホルモンの影響で骨盤をささえるじん帯や関節がゆるみ、不安定に感じることがあります。

おなかの重みで重心が前方に移動し、バランスを取ろうとして反り腰になりやすくなります。

大きくなったおなかや血液量の増大により、下半身に負担を感じやすく、脚の悩みが出始めます。

助産師・看護師坂田陽子さん

葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院のNICU・産婦人科に勤務、延べ3000人以上の母児のケアを行う。その後、都内の産婦人科病院で師長を経験。現在は東京で「すみれ出張助産院」を開業している。

妊娠中の体型変化は妊婦さんによりさまざまですが、体重の増加幅が1つの目安となります。

妊娠前よりもワンサイズ大きいサイズを選びましょう。
（例：妊娠前がMサイズの場合、マタニティLサイズをお選びください。）

妊娠前と同じサイズでOK
（例：妊娠前がMサイズの場合、マタニティMサイズをお選びください。）

妊婦帯・骨盤ベルト・腰サポーターなど、時期やケアするポイントによって種類があることを知っていますか？

おなかや腰をささえたり、姿勢をサポートしたりと、選び方次第で毎日の過ごしやすさが変わります。
自分に合うインナーを選ぶためのポイントを、種類ごとにわかりやすくまとめました。