Stories
みんなの
#世界一幸せな洗濯
ストーリー
石野 千尋さんの#世界一幸せな洗濯
産休に入ってから、よく晴れた気持ちのいい日を待って水通しをしました。
こんなに小さい服があるのか!なんて思いながらユラユラ揺れる肌着たちを眺めては写真を撮ります。
「これが世界一幸せな洗濯というらしいよー」と、撮ったばかりの写真を夫に送りました。
まだエコーでしか見たことのない我が子が着る姿を想像したら、とても不思議な気持ち。それが伝わったのか、おなかの中で娘は元気に私の脇腹をキックしていました。早く会いたいな。
中村 紀世志さんの#世界一幸せな洗濯
妻が入院する数日前、赤ちゃん用の服や肌着の水通しをした。
干している時、「ちっちゃ」と思わず口に出た。小春日和の太陽に照らされながら、ゆらゆらと風に揺れる小さな服。息子がこれを着る姿を想像しようとしても、まず息子の顔のイメージが湧いてこない。果たして自分はちゃんとした父親になることができるのだろうかと更に重みを増す不安。
しかしどうだ。我が子が生まれたその瞬間から止まない、気持ちの高揚ときたら。
オガワナホさんの#世界一幸せな洗濯
後回しにしていた肌着にも水通しをし、小さなハンガーに干してみたら、その幸せな景色に胸が苦しくなりました(妊娠中は涙もろいのかな)。
思わず撮った写真がこちらです。他にもベビーベッドを組み立ててみたら、赤ちゃんがやってくる現実味が一気に押し寄せてきました。