赤ちゃんのスキンケア
3つのポイント
お肌の汚れやすい部位、スキンケアのタイミングやおふろの入れ方のなどの基本情報です。
特に汚れやすい部位とケア
スキンケアのタイミングとコツ
授乳や食事の後に
おっぱいや食べ汚しをそのままにすると、お口まわりの肌トラブルの元になります。湿らせたやわらかい布で、やさしく拭き取りましょう。清潔にしてから、オイルなどを塗って肌の保護をするとよいでしょう。
おふろの後はしっかり保湿を
1日1回はベビーソープで洗い、体の汚れを落とします。ただし、洗った後そのままにすると、バリア機能はさらに低下してしまいます。
入浴後は肌の水分が蒸発し、いつもより乾燥状態に。必ずローションやクリームなどで保湿しましょう。
汗はそのままにしない
肌にとっては汗も刺激物。かいた汗は放置せず、こまめに拭き取りましょう。
通気性と吸水性に優れた肌着を着せ、汗をかいたら着替えを。暑いときは、シャワーなどで汗を洗い流すとよいでしょう。その際も保湿を忘れずに。
おむつ替えをこまめに
うんちやおしっこは、肌にとって刺激物となり、拭き残しは大敵です。おむつはこまめにとりかえ、排泄物はしっかり拭き取ります。
ごしごしこすると肌に刺激となるので、おしりふきなどでやさしく拭き取り、その後に保湿をしておくとおむつかぶれの予防になります。
おふろの入れ方・基本の洗い方
1.準備
<用意するもの>
- バスタオル
- ベビーバス
- 洗面器
- 湯温計
- 体を洗う柔らかいミニタオル
- 泡ソープ、泡シャンプー
- ローションまたはクリーム
- お湯の温度を確認。
- 洗面器に上がり湯を用意。
- 着がえやおむつも用意しておきましょう。
2.赤ちゃんをベビーバスへ
- 赤ちゃんの体温やごきげんをチェック。
- 赤ちゃんの服を脱がせて裸にする。
3.泡シャンプーを手に取り、頭を洗います
- 赤ちゃんの頭を支え、手に取った泡シャンプーで頭を洗います。
- 頭を洗うときは、つめを立てず、指の腹を使って。
4.顔、身体を洗います
- 赤ちゃんの表情を見ながら、泡ソープを手に取ります。
- 手のひらに適量を取り、手でにぎりながら、やさしくすべらせるように使います。
- 胸・おなかを洗いましょう。
- 首やわき、足首のくびれなどは、しわを伸ばして。
- おへそはやさしく、手のひらを忘れずに。
5.背中・おしりを洗います
- 赤ちゃんを、ゆっくりうつ伏せに。
- 背中、おしりを洗います。おしりは念入りに。
- あお向けにもどして股間を洗います。
- 全身をお湯につけて流し、仕上げにきれいな上がり湯を。
6.身体を拭きます
- バスタオルにくるみ、押さえるようにして全身の水分を拭き取ります。
- しわの間も忘れずに。
- 汗が引いてから服を着せましょう。
- おふろ上がりにローションやクリームで、保湿しましょう。