待ちに待った赤ちゃんの誕生!ママは赤ちゃんがお腹の中にいるときから、母親になる自覚が芽生えてくるものですが、パパはなかなか実感が湧きにくいもの。赤ちゃんの誕生はとてもとてもうれしいのですが、いざ赤ちゃんが新しい家族として家にやってくると、いったいどうしたらよいのかわからない…そんな新米パパも多いのではないでしょうか?
産まれたての赤ちゃんの育児で、もっとも大変なもののひとつが、授乳。低月齢のうちは昼も夜も関係なく、1日に10〜12回も必要で、ママはクタクタになってしまいます。一方、パパの授乳経験を聞いてみると、「まったく授乳していない(63.8%)」「あまり授乳はしていない(19.1%)」を合わせると82.9%ものパパがふだん赤ちゃんに授乳をしていないとの結果が!1日に1回でもパパが授乳してくれるとママは大助かりなのに、何を手伝ったらよいのかわからず、とまどっているパパが多いようです。
ほとんどのパパが授乳をしていない現状ですが、実際に授乳した経験のあるパパに聞くと、大きな変化が!70%のパパが「赤ちゃんへの愛情が深まった」、58%が「父親としての自覚が高まった」と心境の変化を実感しています。赤ちゃんが産まれてもピンとこなかった「父親」としての実感が、授乳を通して湧いてくるようです。 心境の変化だけにとどまらず、「授乳以外の育児も積極的にするようになった(54%)」「授乳以外の育児も上手にできるようになった(32%)」と、行動面でも変化して育児に積極的に関わるようになったパパも!授乳をキッカケにして、おむつ替えなど他の育児も、自然とママを手伝えるようになるんですね。
パパが授乳することで、赤ちゃんとパパとの距離が縮まり、ママの気持ちも楽になり、一緒に育児をしていくことで家族の絆が強くなります。1日に1回、パパが授乳することを始めてみませんか?