はじめはできない「じぶんで飲む」に不安になったり、とまどったりすることもあるけれど、
できたときの喜びは赤ちゃん、ママ・パパの宝物。赤ちゃんに合わせたステップで練習しましょう。
- ママのおっぱいやミルクから
離乳食・水分補給へ - ママのおっぱいやミルクで栄養をとっている赤ちゃんも、5・6ヵ月頃に離乳食デビュー。
離乳食が始まる時期は、もちろんママのおっぱいやミルクが中心の時期です。けれど、少しずつ「じぶんで飲む」にチャレンジしていくことが、ストローやコップで「飲み物を飲む」へのステップにつながります。
- お口全体の動きが違います
- 「おっぱいを飲む」は生まれながらに備わった”反射”の働きですが、コップやストローで「飲む」には、練習が必要です。ストローで飲む時は、唇でストローをとらえて、口をすぼめて引き入れます。ストローと唇の間にすき間があると、上手に飲むことができません。最初は、飲み口で口をすぼめる練習をして、すすりこめるようにします。ストローも最初のうちは太いもので練習し徐々に細いストローでも連続して飲めるようになっていきます。
- 母乳を飲む場合
- 口を大きく開けてママのおっぱいに密着させ、「ぜん動様運動」という舌がうねるような動きで母乳を引き出します。
- 飲み物を飲む場合
- 唇で食べ物を感知して口の中に取り込み、唇を閉じて飲み込みます。液体と固形物では、口の中の動きが異なります。
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じぶんで持ってみよう
まずは、持ってみよう。近くにスパウトを置いて、さわったり持ったり、少しずつ慣れようね。
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お口に持っていってみよう
ハンドルを持てるようになってきたら、お口に近づける練習へ。飲み口をぱくっとくわえられるかな?
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はじめてのひと口を飲んでみよう
飲み口をくわえられたら、ごくんとはじめてのひと口。乳首に 近い飲み口だから、いつものお口の動きで飲めるね。
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お水やお茶を飲んでみよう
お水や麦茶も、赤ちゃんにとってははじめての味。おっぱいや ミルク以外の飲みものに、少しずつ慣れようね。
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お口を閉じてみよう
まずは、ストローをくわえたまま、お口を閉じる練習。ストローの太さに合わせて、くわえつづけられるかな?
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ちゅーっとできるかな?
はじめは、吸い上げるとき、ぴゅっと出てくる量に驚いてしまうこともあるけれど、だんだんとお口の動きで調整できるようになるよ。
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かたむけてみよう
スパウトやストローと違って、飲むにはカップをかたむける動作が必要。少しずつ、じぶんの手でかたむける練習をしよう。
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すすって飲めるかな?
コップのフタの流量調整ネジで、出てくる水分の量を調節できるよ。はじめは少ない量からはじめていこうね。
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量を増やして飲んでみよう
少ない量に慣れてきたら、だんだんと流量を増やしてみよう。上唇で、お口に含む量を調整できるようになったら、コップ飲みもばっちり!飲めるかな?
お客様の声
ママ・パパたちからも、ご好評いただいています。