助産師監修あなたにぴったり! 乳頭ケア診断

うさ先生のアドバイス へん平、陥没乳頭でうまく授乳ができない

授乳前におっぱいマッサージをして乳首をやわらかく伸びやすい状態にしておくことが大切よ。

おっぱいが張りすぎていると硬くて上手く吸いつけないこともあるから、乳輪がやわらかくなるまでさく乳してみるのもいいわよ。また、乳頭吸引器を使って乳頭を引き出したりするのもおすすめ。

もしおっぱいマッサージや乳頭吸引器を使っても乳首がなかなか伸びず引き出せないときは、乳頭保護器を乳首・乳輪部に装着して授乳してみてね。乳頭保護器が乳首の代わりになって、赤ちゃんがスムーズに吸えるかも。

使い続けるうちに乳首が引き出されてきて、だんだんと直接授乳ができるようになることもあるのよ。ただし、出産直後の頃は、母乳の量が少ないために赤ちゃんが母乳をうまく飲めないこともあるわよね。

そんなときはさく乳すると分泌がアップしてくることがあるから、試してみてね!

それから、乳首だけでなく乳輪のとくに下側を多く口に入れて吸ってもらうことが母乳分泌を促すポイント。乳輪が大きい人は、赤ちゃんが乳輪部分をできるだけ多く口にふくめられるように、とくにやわらかくしておくことが大切よ。

乳首が短い場合、縦抱きやフットボール抱きで授乳すると赤ちゃんの口の状態が見やすくて頭の位置が安定する人もいるから、へん平・陥没乳頭で悩んでいるママは試してみてもいいかも。

うまくいかないときは助産師に相談してアドバイスを受けるのがおすすめよ。