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母乳育児のトラブルを解決する便利なお助けグッズはコレ!【助産師が解説】

赤ちゃんにおっぱいをあげていると、思わぬトラブルが起きたりすることがあります。「おっぱいをあげたいのに傷が痛くて吸われるのがつらい」など、初めてのことで、戸惑うママは多いのではないでしょうか。

そこで今回は、助産院「みき母乳相談室」を運営する助産師の榎本先生に、おっぱいのトラブルに役立つお助けグッズを教えて頂きました。悩みを解決するのに役立つだけでなく、予防に使えるものもあるのでぜひ参考にしてくださいね!

授乳育児中にありがちなおっぱいなどのトラブル

ママと赤ちゃん

授乳育児をしていると、おっぱいやママの体に次のようなトラブルが起こることがあります。

・乳首に、傷ができる
・おっぱいが張ってカチコチになって痛い
・おっぱいをあげていないときに母乳が出て服が汚れる
・腰痛が起こる
・睡眠不足になる
など

予防策を講じてできるだけトラブルが起きないようにしたいものですが、生まれたばかりで赤ちゃんがおっぱいを上手に吸えなかったり、ママも慣れていないときはなかなか思うようにいかない場合があります。

そこでトラブルに応じたおすすめのアイテムを次の章でご紹介します。

関連情報:産後のママたちに起こる母乳育児トラブル4つとは?解決策や予防策を教えて!

授乳中のトラブルお助けグッズ6選

さっそくトラブル別におすすめのグッズをご紹介します。

1)乳首が切れて傷が痛いときのケアには乳頭オイル

リペアニプル

とくに生まれて間もない赤ちゃんはおっぱいを上手に吸うことができず、浅く吸ったり強く吸いすぎることがあり、乳首に傷ができてしまうことがあります。傷ついた乳首を吸われるととても痛く、授乳が辛くなります。そんなときは乳首に専用オイルなどを塗って傷を保護しましょう。

馬油やラノリンを使ったオイルなど、専用のものであれば赤ちゃんが舐めても問題なく作られていて安心です。

関連情報:第17回:おっぱいにもスキンケアが大切- さく山さんの母乳育児講座

2)授乳できないぐらいに痛いときや乳首が短すぎるときなどは乳頭保護器を

乳頭保護器

乳首に傷がついて授乳できないぐらいに痛いときは乳頭保護器が役立ちます。乳首をカバーした状態で授乳ができるので、赤ちゃんの口が乳首に直接あたらず授乳の痛みが緩和されるでしょう。

また、ママの乳首が短すぎたり、陥没していたりする場合などにも乳頭保護器をつけることで赤ちゃんが吸いやすくなります。

ただし、なかには乳頭保護器を使うことで痛みが強くなることもあります。使用方法が正しくない、サイズが合っていないなどが原因として考えられます。そのような場合は母乳外来や母乳相談室などでみてもらうとよいでしょう。

関連情報:授乳をサポートするケア用品も「乳頭トラブルSOS!」

3)おっぱいが張ってかたくて痛いときは保冷剤で穏やかに冷やして

おっぱいが張る原因はさまざまですが、熱をもっているときなどは保冷剤をタオルで包んでやさしくおっぱいを冷やしてあげると痛みがラクになることがあります。ただし、冷やしすぎると母乳の分泌量が抑えられすぎてしまうため、ママが気持ちよいと感じる程度に穏やかに冷やすのがポイントです。

搾乳や赤ちゃんに飲んでもらうのも解決策の一つです。搾ったり飲んだりするとその分母乳が分泌されるので、また張ってしまうことにならないよう、痛みがラクになる程度に少し絞るようしてくださいね。

関連情報:つらい夜中の授乳をラクに乗り切るコツを助産師が伝授!

4)腰が痛い、姿勢がつらい場合はクッションや足台を活用して

授乳は前かがみにならないなど、正しい姿勢を保てないと腰痛や腕の痛みにつながってしまうことがあります。

そこで、うまく体制が保てないときはクッションを活用してください。授乳クッションであれば赤ちゃんの体がねじれないようにしやすく、また頭をママの腕で支えている必要がなく負担が軽減されます。バスタオルを丸めて腕や肘の下に入れるとラクになることもあるのでいろいろ試してみましょう。

また、授乳中に床に足がつかない場合は足台を使って足がつくようにすると肩がこりにくくなります。子ども用の踏み台であればお子さんが大きくなったときにも使用できますね。要らない雑誌や本を重ねて台の代わりにするのもおすすめです。

5)母乳がにじみ出て困るときは母乳パッドをつけて

母乳パッド

母乳をあげている間は母乳が漏れて下着などが濡れてしまうことがあります。赤ちゃんの泣き声を聞いただけで母乳が出てきてしまった、寝ている間にパジャマに染みていた、などということはよくあることです。そこで気になるときは母乳パッドをつけておきましょう。

母乳パッドが母乳を吸収してくれるので衣類を濡らしてしまうことがなく安心です。できる限り授乳ごとに交換して清潔に活用してくださいね。

関連情報:はじめての母乳パッドガイド

6)睡眠不足などで家族に授乳してもらうときは搾乳器があると便利

授乳中、多くのママたちを悩ますのが睡眠の問題。とくに月齢が低いうちは授乳回数も多く、昼や夜も関係なく授乳が必要ですし、また生後6ヵ月頃から夜泣きに悩まされることもあり、ママは睡眠不足になりがちです。

そこで、母乳を搾乳して保存しておけば、家族に母乳を飲ませてもらってその間にママは眠ったり休んだりすることができます。

搾乳器があると手で搾るのに比べて手軽に搾乳ができるのでおすすめです。

関連情報:ママの母乳育児をもっと自由に「ピジョンさく乳器母乳アシスト」

困ったら母乳外来や母乳相談室で助産師に相談を

授乳育児中はいろいろなトラブルが起こることがあり、原因はさまざまです。グッズの活用では改善されないときや判断に迷うときなどは、気軽に近くの母乳外来や母乳相談室などで助産師に相談してください。一緒に原因や解決策を探して、授乳タイムを少しでも快適に過ごせるようにしましょう。

関連情報:母乳外来はママと赤ちゃんの強い味方!相談できる内容や費用、受診時の注意点を助産師が解説!

【プロフィール】

榎本美紀先生

榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援している。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたる。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受け付けている。自身も一児の母として子育てに奮闘中。
「みき母乳相談室」

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