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生後1ヶ月の百日咳

カテゴリー:赤ちゃんの病気と手当  >  咳が出る、ゼロゼロする|回答期限:終了 2008/10/07| | 回答数(3)
1週間前から軽い咳が出ていて、風邪だろうと薬をもらいましたが、全く良くならず、咳は酷くなるばかりで、ついに、3日前の夜に咳き込みすぎてチアノーゼが出たので、救急で診てもらい、百日咳かも知れないとの事で入院になりました。
先生のお話を聞いても不安になるばかりで教科書通りのお答えしか頂けないので、実際に小さい赤ちゃんで百日咳にかかった方の体験談を聞かせて頂きたいです。どんな事でも構いません。入院期間や咳の状態やどのくらいで治ってきたかとか、思った事何でもいいのでお願いします!
2008/09/23 | さんの他の相談を見る

回答順|新着順

100日 | 2008/09/23
百日咳は名前のとおり約100日くらい症状が続きます。
咳も犬の遠吠えのようにヒュヒュー言うのが特徴です。
私の友人の子が100日咳になりましたが、早期に対応できたためか入院まではならず、外来で点滴を受けていました。
早くよくなるといいですね。
抗生物質が効きます | 2008/09/24
2ヶ月のお子さんが入院したことがありました。
一晩に3回ほど無呼吸になりチアノーゼをおこしていたこともあり、入院中は酸素テントにはいっていました。いきなり激しい咳とともに呼吸がとまるのでお母さんもびっくりされていましたが、刺激すればすぐに顔色も戻るので徐々に対応を覚えたようです。
昔は治療しないと100日咳が続くと言われていましたが、今は抗生物質が効くのでもっと早く治るそうです。医師も『今は1ヶ月でだいぶよくなる』と言っていました。
その赤ちゃんも元気にニコニコ退院していきましたよ(^O^)
その親子は母親からの感染だったようで、お母さんもひどい咳をされていて苦しそうでした(*_*)
看病、大変だと思いますが、お母様もうつらないよう予防してくださいね。
お母様も倒れたら大変です。
はやくお薬が効くといいですね。お大事に。
ごめんなさい。こんなことぐらいしかできません | 2008/09/28
お力になれず申し訳ありませんが、調べてみました

百日咳は百日咳菌(Bordetella pertusis)が感染して起こる病気です。潜伏期は6~20日くらいです。普通は7日ほどです。カタル期(軽度の感冒症状)と咳が出現して2週間以内がもっとも感染力が強いです。3週間を過ぎると感染力はほとんどなくなります。感染力は大変強く、咳による飛沫で感染します。最初のうちは普通のかぜと変わりません(カタル期)が、1~2週間がすぎるとだんだんと激しい咳に変わってきます。顔を真っ赤にして、激しくせき込むようになります(痙咳期)。熱は出ず、機嫌も悪くなりません。特に夜に咳が激しいのが特徴です。
母親からの移行抗体が十分に働かないため、2ヶ月未満の赤ちゃんにも感染します。生後6ヶ月以内の赤ちゃんには大変怖い病気で、咳のため息ができなくなり、チアノーゼという顔色が紫になることもあります。この場合はすぐに入院して治療する必要があります。
さらに百日咳は自然感染しても終生免疫が得られないため、一度かかった人でもまたかかることがあります。 症状は乳幼児に比べると典型的でないので、感染源として問題になります。
長引く咳などがある年長児や成人などの早期診断、早期治療が必要です。

症状
最初は鼻汁、くしゃみ、咳が出ます。次第に咳がひどくなり、特に夜間に激しい咳をするようになり、咳込み最後に痰を出します。
続けて咳き込んだ後、咳の終わり頃にヒューッと空気を吸い込む音(Whoop)が聞こえます。
2~5週間続き、次第に咳は軽くなります。無治療だと3ヶ月間ほど咳が続きます。
1歳以下特に6ヶ月以下ではあまり咳をせず、コンコンといった後に急速に顔色が悪くなることがあり、この場合は危険です。
診断
典型的な咳があると、すぐに診断できますが、典型的な咳は1週間以後になりますので、最初のうちは難しいものです。
血液の中の白血球数が多くなり、リンパ球が非常に増えます。これも初期には見られません。
血液中の抗体の検査を行ないます。※
年長児や成人では典型的な咳や咳込みの終わり頃にヒューッと吸い込む音(Whoop)がありませんので診断は難しいです。
また年長児、成人ではリンパ球増多を伴う白血球の増多はありません。
治療
百日咳菌に効く抗生物質(マクロライド系)を使います。早めに飲まないと効きめがよくありません。2週間ほど使用します。その他激しい咳を抑えるための咳止めを使います。
乳幼児の無呼吸を伴うものは入院治療が必要です。
マクロライド系抗生物質5日投与でのどや鼻から菌はいなくなります。

家庭での注意
風呂:咳が軽くなれば入れてやります。
食べ物:消化のよいもの。刺激のあまり強くないものを与えます。
咳の刺激になる、たばこ、冷たい空気、ほこり等を避けます。
風邪を引くとまた、咳がひどくなるので、かぜを引かないようにします。
保育園・幼稚園・学校
百日咳特有の咳がとれるまでは休ませることになっていますが、治療開始から5日で菌はいなくなるので、それを考慮して行くことができると思います。

予防
◎三種混合(DPT)ワクチンが有効です。
定期接種です。赤ちゃんには大変危険な病気ですので、早めにワクチンをしましょう。
特に早くから保育園などに入れる赤ちゃんにはできるだけ早く受けさせておいてください。(生後3ヶ月から) 年長児、成人の場合は治療、予防としてエリスロマイシン2週間、クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)1週間、アジスロマイシン(ジスロマック)5日間など投与します。


早く良くなって元気になってほしいです。
頑張ってください。

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