どうして歯が生える前からするの?
アンケートによると、約50%の子どもが歯みがきを嫌がるという結果が…。
大きな原因は赤ちゃんがお口の中に歯ブラシが入ってくることに慣れていないことや仕上げみがきが上手くできていないこと。
赤ちゃんが歯みがきを嫌がらないようにするためには、歯が生えていない4,5ヵ月頃からケアを始めることが大切。この時期の赤ちゃんはなんでもお口に運びたがるので、歯ブラシに慣れるチャンスなんです!
歯ぐきマッサージをして、歯みがきって気持ちいい~ということをわからせてあげることで仕上げみがきを嫌がらなくなり、自然と仕上げみがきもできるようになります。
フィンランドの歯ぐきマッサージ
オーラルケアの先進国・フィンランドでは、2000年当時から、保健センターで歯が生える前から歯ぐきマッサージの指導をしています。
早期ケアは『失敗しない歯みがきレッスン』の第一歩となります。
歯ぐきマッサージの手順
1.赤ちゃんの自分みがき
歯が生える前からの歯ぐきマッサージができる、柔らかい素材の自分みがき用の歯ブラシで自分で歯ブラシを持つことに慣れます。
自分で歯みがきをすることに慣れることが目的なので、カミカミするだけでOKです。
※ただし、くわえさせたまま遊ばせないように、保護者の監督のもとでご使用ください
2.ママやパパが行う歯ぐきマッサージ
歯ぐきマッサージにぴったりな柔らかい毛先の仕上げ専用ブラシで、赤ちゃんの歯ぐきを優しくなでるようにマッサージ。
下の歯ぐき、上の歯ぐきの順でマッサージし、赤ちゃんが気持ちよさそうにしていたら奥までやってあげましょう。