MAMAPAPA GRAPH(ママパパグラフ)

外出時の授乳やさく乳、どんなことに困っている?

赤ちゃんと一緒のお出かけのとき、気になるのが授乳タイム。最近は授乳室がある施設が増えてきましたが、初めて出かける場所や遠方へのお出かけのときは、やっぱり心配になりますよね。赤ちゃんと一緒ではなくても、授乳期間中はさく乳が必要なので、同じようにさく乳できる場所があるか気になります。

INDEX

外出先の授乳で困ったことはある?

実際にママたちは外出先の授乳の際に困った経験があるのでしょうか?

外出先の授乳や授乳室の利用で困ったことがありますか?

外出先の授乳や授乳室の利用で困ったことがありますか?の円グラフ ある:78.1%, ない:21.9% (n=311)

困ったことが「ある」と答えた人は78.1%。8割近くのママたちが外出先の授乳で困った経験があることがわかりました!

では、具体的にどんなことに困ってしまったのでしょうか?

どんなことに困りましたか?

どんなことに困りましたか?の横棒グラフ 授乳室や授乳に適した場所が見つからない:56.4%, 授乳姿勢が取りにくく授乳がしにくい:54.7%, 衛生面が気になる:47.7%, 必要な時に授乳室が混んでいて利用できない:42.0%, ベビーカーを置く場所がない:40.3%, パパと赤ちゃん2人の時に授乳ができる場所がない:25.5%, 人の目が気になって授乳ができない:15.6%, 授乳に必要なものを忘れてしまった:8.2%, その他:12.8% (n=243)

もっとも多かったのは、「授乳室や授乳に適した場所が見つからない」で56.4%。場所を探しているうちに、おなかが空いた赤ちゃんがグズったり、だんだん胸が張ってきたりして、焦ってしまった経験があるママも多いのではないでしょうか?

2番目に多かったのは「授乳姿勢が取りにくく、授乳がしにくい」で54.7%。授乳室は増えてきましたが、設備や広さはそれぞれ違います。やっとの思いで授乳室にたどり着いても、初めての場所だと使い方に戸惑ってしまうこともありますよね!

「衛生面が気になる」(47.7%)、「必要なときに授乳室が混んでいて利用できない」(42.0%)を挙げた人も多く、「その他」の回答では「手を洗う場所がない」「授乳後にママの服を整えようとしたとき、子どもを置ける場所がない」「荷物を置く場所がない」などの声があり、外出先での授乳に苦労しているママは多いようです。

それでは、授乳室に何があればもっとラクに授乳できるとママたちは感じているのでしょうか?

「授乳室にこれがあるといいのに」と感じたことがあるものはありますか?

授乳室に「これがあるといいのに」と感じたことがあるものはありますか?の横棒グラフ ベビーカー置き場:55.6%, 足置き:47.9%, 授乳クッション:41.8%, おしりふき:38.3%, ティッシュなど口周りをふくもの:32.8%, 調乳に使えるお湯:32.5%, 紙おむつ:31.2%, 授乳しながら利用できるコンセント:27.3%, 母乳パッド:23.5%, その他:17.7% (n=311)

「ベビーカー置き場」が55.6%でトップ。「足置き」(47.9%)、「授乳クッション」(41.8%)が続き、授乳姿勢を取るのに苦労したママが多いようです。また、「おしりふき」(38.3%)、「ティッシュなど口周りを拭くもの」(32.8%)、「授乳に使えるお湯」(32.5%)と、授乳で使うアイテムを挙げているママが多かったです。確かに、これらのアイテムがあると便利で、気持ちに余裕を持って授乳することができますね♪

さく乳をする場所はある?利用している?

授乳中は、外出中にさく乳が必要になることもあります。さく乳をする場所に困ったことがあるママはどのくらいいるのでしょうか?

ママが外出先でさく乳をする場所がなくて困ったことがありますか?

ママが外出先でさく乳をする場所がなくて困ったことがありますか?の円グラフ よくある:30.9%, たまにある:22.6%, あまりない:16.7%, 困ったことはない:21.4%, その他:8.3% (n=85)

もっとも多かった「よくある」(30.9%)と2番目の「たまにある」(22.6%)を合わせると、53.5%と半数以上のママたちがさく乳する場所に困った経験があるとの結果になりました。授乳室を利用してさく乳をした経験があるママもいましたが、多くのママがさく乳のために授乳室を利用したことはないようです。

なぜ授乳室を利用したことがないのでしょうか?

授乳室を「さく乳」のために利用したことがない理由は?

授乳室を「さく乳」のために利用したことがない理由は?の横棒グラフ 授乳室でさく乳するという発想がなかった:41.9%, 外出先でさく乳の必要を感じなかった:40.3%, ママ一人で利用するのは躊躇する:24.2%, 衛生面が気になる:22.6%, ママと赤ちゃんが優先だから:19.4%, さく乳器利用の環境(コンセントなど)がない:16.1%, 使っていいのかどうか分からない:16.1%, 授乳室が混雑している:6.5%, さく乳に使っていいと記載がない:6.5%, その他:14.5% (n=62)

「授乳室でさく乳するという発想がなかった」が41.9%でトップでした。「授乳室」との名称なので、さく乳と結びつけることができなかったママが多いようです。「ママ一人で利用するのは躊躇する」(24.2%)、「ママと赤ちゃんが優先だから」(19.4%)、「使っていいのかどうかわからない」(16.1%)と、さく乳で授乳室を利用することをためらっているママも。授乳と同様に、さく乳もできる場所が限られるので、必要なときには周囲に配慮しながらさく乳の用途で授乳室を利用しても良いかもしれませんね。

パパも使える授乳室はあった方がいい?

パパも外出中にミルクをあげることが必要になるときもあります。そんなときは、やっぱり授乳室が使えると便利です。どのくらいのママたちが、さく乳もできたり、パパも使えたりする授乳室は必要だと感じているのでしょうか?

他のママと赤ちゃんへの配慮をした 「パパも使える」「さく乳もできる」授乳室は必要だと思いますか?

他のママと赤ちゃんへの配慮をした「パパも使える」「さく乳もできる」授乳室は必要だと思いますか?の円グラフ 必要だと思う:62.6%, まあ必要だと思う:26.2%, あまり必要だと思わない:10.3%, 必要だと思わない:0.9% (n=340)

「必要だと思う」(62.6%)、「まあ必要だと思う」(26.2%)を合わせると、88.8%と9割近いママが「さく乳もできる」「パパも使える」授乳室が必要だと感じているようです。

「授乳室にさく乳のママも利用可能と書いて欲しいです。赤ちゃんがいなくてさく乳のために授乳室に入るときは、とても人目が気になります。」
「授乳している赤ちゃんとママの中でさく乳はやりにくいと思うので、個室などで周りを気にせず、さく乳できると良いですね。」
「ミルクのときはパパにやってもらいたいときもあるし、さく乳をしたいときもあるので、臨機応変に対応できるスペースが欲しいです。」
「双子がいるので、ミルクのタイミングが重なったとき、パパも利用できる場所がたくさんあるとうれしいです。」
「授乳室にパパが入るのはやはり難しいので、調乳室と授乳室が分かれていると良いと思います。」
「シングルファザーの方や、兄弟がいてママが赤ちゃんのお世話ができないときなど、パパが授乳室を使えるようにするのは大切なことだと思います。」

もちろん、混み合っているときなどに配慮することは必要ですが、子育てや授乳は人それぞれ。多くのパパやママたちが授乳やさく乳のための場所に苦労しているので、必要としている人が、それぞれ気持ち良く使える授乳室が増えると良いですね。

授乳姿勢が取りやすくなる授乳クッションや、おしりふきや母乳パッドなどの授乳に欠かせないアイテムが備えられている授乳室も増えていくと、安心して外出できるようになります。

授乳室を上手に利用して、赤ちゃんとのお出かけを楽しみましょう

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