家族で過ごす楽しい時間のひとつが、食事の時間。食事の準備や後片付けはちょっと大変なこともありますが、赤ちゃんが「おいしい!」と笑顔になってくれると、ママもパパもうれしくなって大変だったことも忘れてしまいますよね♪ 食事の準備は、ママが作ることが多いイメージがありますが、最近は料理好きなパパの話をよく聞くようになりました!では実際に、どのくらいの割合でパパが食事を作っているのでしょうか?
約60%ものパパが月に1回以上食事を作っているとの結果が出ました!さらに、30%以上のパパが週に1回以上作っていて、10%以上のパパが週に4回以上。逆にまったく作らない、ほとんど作らないパパは38.3%と半分以下で、パパが食事を作ることが日常になっているんですね。ママが手の空いたちょっとした時間に大慌てで作ったり、赤ちゃんをおんぶしながら作るのはとっても大変!パパが食事を作ってくれたら、その間にママは他の用事を済ませたり、赤ちゃんと遊んだり、時間を有効に使えます♪
では、食事の後片付けや食器洗いは、誰がやっているのでしょうか?
58.5%のママが、後片付けや食器洗いを主に担っているとのこと。主にパパがやっているという回答は15.5%と少なめで、ママがメインで後片付けをしていることが多いようですね。とはいえ、ママとパパ半々くらいという回答が23.0%もあったので、食事を作ったのがママなら後片付けはパパ、朝ご飯の後片付けは比較的ゆっくりできるママが後片付けして夕ご飯の後片付けはパパ、というように、上手に分担しているママ&パパも多そうですね♪
食事は買い物から始まり、作って、後片付けをして、洗って、食器を戻すまで、いろいろな段階がありますが、これらの「食事の担当」について、どうやって決めているのでしょうか?話し合ったことがあるかどうか、聞いてみました。
「話し合ったことがある」のは26.2%で3割未満と、ちょっと少なめ。「話し合ったことがない」が64%と、多数派を占めています。では、「話し合ったことがある」人たちは、いつ、どんなことを話し合ったのでしょうか?
話し合うタイミングで多かったのは、まずは一緒に住み始めたり結婚したり、生活を共にするようになった時です。
「結婚前、一緒に住み始める時に決めました。帰宅時間の関係で、基本的に買い物と料理は私、食器洗いは夫と役割が決まりました。」
「結婚した時に話し合いました。夫は料理を作るのが苦手だったので、作るのは私、後片付けは夫になりました。」
「一緒に住み始めた時に、料理が得意な夫が作ることに決まりました。」
「結婚してすぐ、お互いの仕事が忙しかった時に話し合いました。早く帰ってきた方が作るルールとなりました!」
次のタイミングは、妊娠や出産で家族が増える時。家事に加えて育児が増えるので、ママとパパのやるべきことを見直すタイミングですよね。
「妊娠中に、子育てや家事の分担について、リスト化して話し合う機会を持ちました。」
「両親学級で話し合いの時間が設けられていたので、その機会に平日と休日の料理や食器洗いの担当について話し合いました。」
「結婚後すぐに家事の分担をしようと話し合いましたが、さらに妊娠してからつわりがひどかったので、夫にその辛さを伝えて、もっと食事を担当する回数を増やして欲しいと話しました。」
「妊娠を機に、出産後のことを考えて夫に料理を作れるようになって欲しいと伝えました。もともと後片付けや食器洗いはしてくれる人でしたが、料理はできなかったので、まずは週に一回、一緒に料理をする機会を作りました。」
話し合いをした人の声を聞くと、上手に料理を分担して、パパとママで無理なく家事や育児を楽しんでいる様子が見えてくるようですね!
しかし逆に、話し合いをしたものの、なかなか思うように分担が進んでいないママ&パパもいるようです。
「しょっちゅう分担して欲しいと言いますが、説明や指示をしてくれないとできないと言うので、結局あきらめちゃってます。」
「私が疲れた時や夫が家にいる時は食事を作るか、後片付けをして欲しいと言いましたが、私が言わない限り何もしないので、言うことが面倒になってしまっています。」
うーん、分担が進んでいないママの声を聞くと、疲れているのに仕方がなくママだけが準備や後片付けをしている様子が伝わってきてしまいます。食事の時間は楽しいひと時のはずなのに、もったいないですよね。もしかしたら、「話し合いをしていない」ママの中には、同じように納得しないまま食事をすべて担当している人も多いかもしれません。
赤ちゃんがおうちにやってくると、生活は大きく変わりますが、それはママもパパも初めての経験。何がわからないか、何が不満なのかもわからないから、お互いのやりたいことや考えていることなどを話し合って共有し、納得して家事や育児の分担ができると良いですよね。育児はひとりで背負うものではなく、チームで担うもの。ぜひ話し合いをして分担し、ひとりではなくチームで関わった思い出をたくさん作りましょう♪