妊娠中から「習い事」について考えている?
まずは、妊娠中のプレママに、おなかの赤ちゃんの習い事についてどのくらい考えているのか聞いてみました。
お子さまの「習い事」について、現時点でどれくらい具体的に考えていますか?
最も多かったのは「なんとなく『これをさせたいな』という漠然とした考えがある」で73.0%。一方で「まだ全く考えていない」が21.6%、「具体的に『何才から何をさせるか』の目安を立て始めている」はわずか5.4%でした。生まれる前から「こんなことをさせてあげたいな」とぼんやり思い描きつつ、具体的なプランはこれから、という方がほとんどのようです。
習い事をさせようと思ったきっかけは?
ここからは、実際に子育て中のママに、習い事を検討し始めた時期やきっかけについて聞いてみました。
お子さまの習い事を「最初に検討し始めた」のはいつ頃ですか?
すでに検討を始めた方の中で最も多かったのは「0才代」で26.6%。次いで「1〜2才頃」18.1%、「3才頃」12.3%と続きました。0〜2才で考え始める方が多く、かなり早い時期から検討していることがわかります。ベビースイミングやリトミックなど、赤ちゃんのうちから通える習い事が増えていることも影響しているのかもしれませんね。一方で、「まだ検討していない」という方も33.6%いました。
習い事をさせようと思った「最大のきっかけ」は何ですか?
一番多かったのは「才能や個性を伸ばしたい」で70.9%と7割以上。いろいろな経験をさせて、好きなもの、得意なものを見つけてあげたい、という親としての気持ちが感じられます。次いで「体力をつけさせたい」が50.2%、「自分がやっていた(やらせたかった)から」が24.2%と、上位はいずれも親の思いがきっかけになったもの。
一方で「本人が『やりたい』と言い出したから」は12.3%と、まだ小さい時期だけに、子ども自身から始まるケースは少ないようです。
習い事の情報をどこで集めましたか?
情報収集で最も多かったのは「SNS(インスタ等)」で50.2%と半数以上。次いで「ママ友の口コミ」35.7%、「ネットの比較サイト」26.4%と続きました。妊娠中と同じくSNSが重要な情報源となっている一方で、実際に通わせる段階になると、ママ友からのリアルなクチコミも大きな判断材料になっているようです。「幼稚園・保育園の掲示板」17.2%、「ポスティングチラシ」15.9%と、ご近所の情報を活用している方もいました。
習い事を通じて、お子さまに「どんな力」を身につけてほしいですか?
最も多かったのは「最後までやり遂げる継続力」で76.5%。次いで「礼儀・マナー」59.7%、「友達とのコミュニケーション力」56.4%と、いずれも半数以上でした。さらに「挫折を乗り越えるメンタル」48.3%、「特定のスキル(英語、楽器演奏等)」47.7%と続きました。技術そのものよりも、続ける力や人と関わる力など、生きていくうえで土台になる力を期待しているママが多いようです。
実際に経験した習い事は?費用は?
続いて、実際に通っている(通っていた)習い事や、気になる費用について聞いてみました。
現在、または過去に経験した習い事をすべて教えてください。
最も多かったのは「スイミング」で38.3%。全身運動で体力がつくうえ、水を怖がらなくなる、学校の授業で役立つなど、メリットがたくさんあり、世代を越えた大定番の習い事として変わらず支持されています。続いて「体操」「英会話」がともに19.4%、「通信教育」15.0%、「ピアノ・音楽」14.5%、「リトミック」11.9%と、体を動かすものから学びの要素が強いものまで、幅広く選ばれていました。なお「まだ習い事はしていない」という方も34.4%いました。
通信教育を選んだ決め手は何ですか?
スイミングや体操、英会話など、幼少期の習い事は教室に通って体を動かしたり、先生や友だちとやりとりしたりするものが中心です。対面ならではの経験ができる習い事が主流の中、あえて通信教育を選んだ方に、その理由を聞いてみました。
最も多かったのは「自分のペースでできる」で64.7%。次いで「送迎が不要」が58.8%と、こちらも半数以上でした。さらに「隙間時間を活用できる」41.2%、「教室に通うより安い」38.2%と続きます。小さな子どもを連れての送迎は、それだけでひと仕事。家にいながら、生活リズムに合わせて取り組める手軽さが、選ばれる理由のようです。
通信教育を「挫折させずに活用するコツ」はありますか?
通信教育ならではの悩みが「続けられるかどうか」。寄せられたのは、生活の中に組み込んで習慣にする工夫と、無理強いしないという声でした。
「1ヵ月の計画を自分で立てて、朝のルーティンに入れているので、毎朝取り組めています。」
「小さい頃から、習慣になるように声をかけていました。」
「親も一緒に楽しみながら、取り組めるように誘導しました。」
「無理強いさせないこと。『やらされてる』と感じるのはよくないと思うので、本人のペースで進めています。」
「時間を決めてやる、気分がのらない時は『次の日にやろうね〜』と無理強いしません。」
決めた時間に取り組む習慣をつくりつつ、気が乗らない日は深追いしない。そのバランスが、長く続けるコツのようですね。
月々にかかっている(かかっていた)習い事費用の総額を教えてください。
最も多かったのは「5,000〜1万円」で38.3%。「5,000円未満」19.5%と合わせると、6割近くが1万円以内に収まっています。習い事が1つであれば、この範囲で通えることが多いようです。一方、「1万〜2万円」は29.5%。2つ以上かけ持ちすると1万円を超えてくるのかもしれませんね。さらに「2万〜3万円」8.1%、「3万円以上」4.7%と、複数の習い事に通っているご家庭もあるようです。
月謝以外にかかる費用(ユニフォーム、発表会、合宿等)について、どう感じていますか?
習い事にかかるのは月謝だけではありません。スポーツ系ならウエアやユニフォーム代、試合や遠征の費用。ピアノやバレエなら発表会の参加費や衣装代と、あれこれ出費が重なります。子どもの頑張る姿や晴れ舞台のためと思えば出してあげたいものですが、実際のところどう感じているのか聞いてみました。
「許容範囲内」が51.7%と半数以上。一方で「意外と高くて驚いた」も36.2%と、3割以上の方が想定外だったと感じていました。始める前に、月謝以外にかかるものも確認しておくと安心かもしれません。
「習い事に行きたくない」と言われたらどうする?
楽しく通ってほしいと思っていても、「行きたくない」と言い出すことも。そんな時の対応について聞いてみました。
「うちの子には合わなかった…」と思う習い事はありますか?また、その理由は何ですか?
寄せられたのは、水が怖かった、集団のペースについていけなかった、家での練習が続かなかったなど、お子さまの性格や発達段階との相性に関する声でした。
「スイミングは、何回通っても水を嫌がりなかなか慣れず、退会しました。」
「水泳は、水や足がつかない深さのプールがまだ怖いみたいで、無理に始めなくてもいいかなと思いました。」
「チアダンス。3才の時点では難しく、周りのお姉さんたちについていけず、見学の時点でただ疲れていました。年齢に合ったものを選ぶ重要性を感じました。」
「ダンス。踊るのは好きですが、一斉に指示されたことがわからず勇気が出なかったので、自信喪失につながってしまいました。」
「ピアノ。自宅での練習がコツコツできなかったからです。」
「通信教育です。タブレット式の学習を始めましたが、タブレットの中のゲームばかりやってしまい、継続が難しいと感じました。」
同じ習い事でも、合う・合わないは子どもによってさまざま。「年齢に合ったものを選ぶ大切さ」に気づいたという声も多かったです。
お子さまが「習い事に行きたくない」と言い出した時、あなたはどう対処しますか?
最も多かったのは「理由を聞いて休ませる」で31.5%。まずは子どもの気持ちを受け止める、という方が一番多い結果となりました。次いで「期限を決めて無理なら辞める」26.9%、「励まして連れて行く」24.8%と、ここは対応が分かれています。休ませて辞める決断をするか、もう少し背中を押すか、わが子の様子を見ながら悩むところですよね。
習い事の「辞めどき・変えどき」について、あなたなりの基準はありますか?
多かったのは、目標を達成できた時、本人のやる気がなくなった時、他にやりたいことが見つかった時、という3つの基準でした。
【目標を達成できたら】
「始める時に決めた目標ができるようになったら。」
「目標を決めて、本人の中で達成感をきちんと得られたら。」
【本人のやる気がなくなったら】
「その時の気まぐれでなく、子どもが本当に嫌がって継続できないと判断した時。」
「本人が楽しくないと申告してきた時。」
「やる気がなくなり、集中して授業を受けられなくなったら、退会を検討します。」
【他にやりたいことが見つかったら】
「他にやりたいことが見つかった時。」
「小学校に入学して他にやりたいことが見つかったら、習い事を辞めたり変えたりしようかなと思っています。」
そのほか、「先生と親子の相性が悪かった時」「授業料の大幅な値上げや、子どものモチベーションが大きく下がってしまった時」という声もありました。
やってよかった習い事と、我が子の「できた!」
最後に、「これはやってよかった!」と感じた習い事と、心に残っている成長のエピソードを紹介します。
やってよかった!と思う「正解だった習い事」は何ですか?その理由も教えてください。
集中力がついた、体力や体幹が鍛えられた、生活習慣が身についたなど、さまざまな「よかった」が寄せられました。
【集中力がついた】
「ピアノを習って、集中力がついたと感じています。右手と左手で違う動きをするので、手先も器用になった気がします。発表会があるので、人前に立つ度胸もつきました。」
「ロボット教室。小さなブロックを組み合わせて作るので、集中力が養われます。」
【体力・体幹が鍛えられた】
「ベビースイミングはよかったです。お風呂で顔にお湯がかかるのをどうしても嫌がっていたのですが、スイミングをやってからお風呂が楽になりました。スイミングの日はよく昼寝してくれて、親も自分時間が取れましたし、体力もついた気がします!」
「クラシックバレエ。姿勢がよくなる、柔軟性がついてケガをしにくくなる、マナーもしっかり身につく、表現力が身につくと、いいことばかりです。」
「ラグビーです。体力づくりだけでなく、仲間と協力することや最後まで諦めない気持ちを学べました。楽しそうに取り組む姿を見ると、やってよかったと思います。」
【生活習慣が身についた】
「0才からできる通信教育は、保育園でやる日常的なことの予習や復習になっていて、生活習慣が身につくのが早かったです。フルタイム共働きでも、家に帰ってから都合の良いタイミングで取り組めました。」
「リトミックは、ピアノや楽器を実際に触って音を鳴らす経験ができて、本人も楽しそうにしていました。」
「幼児教室。宿題があるので、毎日机に向かってプリントをやるという習慣づけができました。最初は1〜10まで書くのも難しかったのですが、毎日繰り返すことで自分の名前や100まで書けるようになり、日々の成長を感じられました。」
幼少期の習い事は、送迎や付き添い、家での練習の声かけなど、親の負担も少なくありません。それでも続けられるのは、「できるようになった」「楽しそうにしている」という子どもの成長を感じられるから。子どもの変化が、親にとっての喜びと、続ける支えになっているようです。
習い事で我が子の「最初の『できた!』」は、どんなことでしたか?
できるようになった瞬間に立ち会えた感動を、たくさん教えていただきました。
「水に顔をつけられた!というところから始まりました。親として本当にうれしかったのは、25m泳ぎきったところでした。」
「顔に水をかけることができた!です。お風呂で顔が濡れるといつも泣いてしまっていたのに、プールでは手で顔に水をかけて自分でゴシゴシできていました。平気そうな顔をしていて感動しました。」
「びびりだった我が子が、5段の跳び箱の上から1人でジャンプしているのを見て感動しました。」
「リトミックで覚えた俳句をみんなの前で発表する機会があり、人前に立ち、きちんと言えてしっかり礼までできました。」
「ラグビーを始めた頃は、パスを受け取るのが怖くて、ボールが飛んでくるとそっぽを向いてしまっていました。それでも練習を重ねるうちに勇気を出してボールを見るようになり、初めてしっかりキャッチできた時は親子でとてもうれしかったです。怖くても挑戦して『できた!』という経験が、自信につながったように思います。」
苦手だったことを乗り越えた瞬間、人前で堂々と発表できた瞬間。小さな「できた!」の積み重ねが、子どもの自信を育てていくことが伝わってきます!
赤ちゃんや幼児期の習い事は、0〜2才から検討を始める方が多く、スイミングや体操、英会話など、体を動かすものから学びの要素が強いものまで幅広く選ばれていました。習い事を通して「最後までやり遂げる継続力」「礼儀・マナー」「友達とのコミュニケーション力」など、これから生きていく土台になる力を育んでほしいという願いを、多くのママがもっているようです。
一方で、「うちの子には合わなかった」という声や、「行きたくない」と言われた時の悩みも。合う・合わないは子どもによってさまざまで、年齢に合ったものを選ぶ大切さを実感したという声も多く寄せられました。



