妊活期に必要な体のケア

妊活期に必要な体のケア

いつか授かる時のために妊活期に必要な体のケアって?

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いつ妊娠しても、健康で元気な赤ちゃんを産めるように、日ごろからの準備が大切。これは「プレコンセプションケア」とも呼ばれ、WHOや厚生労働省でも重要な項目とされています。プレコンセプションケアは、生まれてくる赤ちゃんはもちろん、ママの健康にもつながります。そしてそれには、パパの理解もとても大切です。妊活を機に、パートナーと一緒に健康を見直してみましょう。
妊活期のケアの一例
特別なことではなく、健康的な生活を
送ることが一番大切です。
健康的な体重を維持する(BMI 18.5〜24.9に収まるように。できれば20.0〜23.0前後が理想)|睡眠をしっかりとる|ストレスを溜めこまない|適度な運動をする・太陽の光を浴びる|栄養バランスを整え、規則正しく3食とる|禁煙する・受動喫煙を避ける|アルコールは控えめに
小さく生まれた赤ちゃんは将来の生活習慣病のリスクが高くなりますので(DOHaDドーハッド説)、どうすれば小さく生まれることを予防できるか真剣に考えましょう。
原因があって小さく生まれる場合はありますが、その多くは日常生活の工夫で予防することができます。まずは意図してやせ過ぎずに、健康的な体重・体格(理想的にはBMI20〜23の範囲)を心がけましょう。
BMIは栄養状態を示す指標です。やせることは必要なエネルギー摂取量が不足していることに加え、他の栄養素も不足している状態です。理想的なBMIを心がけ、規則正しい生活・睡眠、適度な運動、太陽の光を浴びるなどの生活を心がけましょう。
妊婦さんで思うように体重を増やすことができない方は、医療機関の受診をおすすめします。

監修 福島県立医大特任教授
一般社団法人 日本DOHaD学会理事長
福岡秀興 先生
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妊活期の体は、赤ちゃんの将来の健康に影響します。

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ママの健康は、赤ちゃんのためにとても大切。例えば、ママがやせていると赤ちゃんに届く栄養も少なく、出生体重が小さくなる傾向があります。さらに、低体重で生まれた赤ちゃんは、将来生活習慣病になりやすいということが明らかとなってきました。
いつ妊娠しても大丈夫なように、日ごろから食生活に気をつけ、健康的な生活を心がけましょう。

サプリメントを活用して、栄養バランスを考えましょう。

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妊活期の体のケアにはいろいろありますが、簡単にできることから始めましょう。
例えば、必要な栄養素を十分にとれる、バランスの取れた食事を心がけてください。一日3食をとる事も大事です。不足分はサプリメントを活用すれば、栄養バランスを無理なくサポートできます。中でも葉酸は、妊活期には食事とは別にサプリメントで摂取することが厚生労働省によって推奨されています。
妊活期から授乳期まで大切な栄養素葉酸について

葉酸が必要な理由

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骨や筋肉など、体は一つ一つの細胞からできています。その細胞の設計図が遺伝子DNA。葉酸は、遺伝子DNAの合成に関わる栄養素です。赤ちゃんの成長時には細胞増殖が活発になるため、葉酸を積極的に摂取しましょう。
さらに、葉酸はこの遺伝子の働きを調節するメカニズムにも大きく関与しているため、とても大事な栄養素といえます。

サプリメントでの葉酸の摂取が、厚生労働省によって推奨されています。

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葉酸は、妊活期・妊娠期・授乳期を通して必要な栄養素。特に、妊活中から妊娠初期には食品から1日240µg(マイクログラム)とるだけでなく、サプリメントから1日400µgの葉酸を摂取することが厚⽣労働省によって推奨されています。
1日に推奨される葉酸摂取量※1 通常:240μg(通常の食品から摂取), 妊活中/妊娠初期※2:240μg(通常の食品から摂取)+400μg(妊活中、妊娠初期に推奨される付加量
※1 厚生労働省:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
※2 240μgを食品から摂取、付加量として400μgを通常の食品以外の食品(サプリメントなど)から摂取
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食事からとれる葉酸とサプリメントの葉酸は違います。

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実はサプリメントの葉酸の方が、体への吸収効率が高いのです。その秘密は葉酸のカタチ。食材に含まれる葉酸(天然葉酸)は「ポリグルタミン酸型葉酸」。体内で吸収される前の状態で、腸内でモノグルタミン酸型葉酸に代謝されて吸収されます。一方、サプリメントの葉酸(合成葉酸)は「モノグルタミン酸型葉酸」。体に吸収されやすいのが特長です。もちろん食事から葉酸をとることが大切であり、妊活期からその不足分をサプリメントから摂取しましょう。

妊活期~妊娠初期に葉酸をとりたい大切な理由。

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妊娠5〜6週頃(受精してからは3〜4週頃)に発症する、神経管閉鎖障害(二分脊椎症等)と呼ばれる赤ちゃんの先天性の疾患があります。この疾患は日本で今増えていると言われています。
この疾患発症のリスクを下げるとされているのが葉酸。妊娠5〜6週はやっと妊娠に気づくころですが、この時期には既に赤ちゃんに疾患の症状が形成されてしまっているのです。葉酸をとれば必ず予防できるわけではありませんが、その疾患のリスクは相当下がりますので、日頃の備えが大切といえます。妊娠がやっとわかる妊娠5〜6週頃には既に起こっているので、妊活期からの摂取がおすすめです。

妊娠してもやめないで!妊娠後期まで葉酸は必要です。

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葉酸は、おなかの赤ちゃんの発育に使われる大切な栄養素。厚生労働省は、妊娠初期だけでなく、妊娠中期・後期は食事摂取基準の葉酸量に加えて240µg、授乳期は100µgの葉酸を摂取することが望ましいとしています※3
しかし、普段の食事だけでは、妊娠期・授乳期ともに摂取の必要量を満たせていません。妊娠中期以降も、サプリメントで補うのがおすすめです。
※3 厚生労働省:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書
妊娠期女性の1日の栄養素別摂取量 充足率(%) ビタミンD:38%(中央値3.2, 基準値8.5), 葉酸:53%(中央値253.0, 基準値480.0), ビタミンC:72%(中央値79.0, 基準値110.0), カルシウム:72%(中央値465.0, 基準値650.0), 鉄:39%(中央値6.2, 基準値16.0), 亜鉛:74%(中央値7.4, 基準値10.0)
食事だけで必要な量を満たすのは難しい…
厚生労働省:「令和元年国民健康・栄養調査」 30~39歳女性 中央値
厚生労働省:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書 30~49歳女性 基準値(目安量または推奨量)
葉酸は推奨量240μg+妊婦付加量(中期・後期)240μg

サプリ選びの基準は「つづけやすさ」。

妊活期から妊娠後期まで必要な葉酸。
飲む期間が長いので、サプリメントは
栄養素の種類や量、そして価格や粒数など、
つづけやすさも重要なポイントです。
ピジョンの葉酸サプリメントは、
必要な栄養素を必要な量だけ配合しています。
葉酸の量は、先行研究で過剰摂取のリスクが
ないと判断された400μg。
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