東京都・中島さんのお話
お子さま:いつきちゃん(生後18ヵ月)
卒乳を考えるようになったのは、娘が1才の誕生日を迎える前のことでした。
そして、実際に卒乳できたのは、1才1ヵ月のときです。
娘は、昼寝をするにも、夜、寝付くにも授乳が欠かせませんでした。
ひとり遊びが上手にできるようになったころ、もともとよく寝てくれるタイプだったこともあって、卒乳を考え始めました。
それからは、午前も午後もせっせと外に連れ出し、遊ばせて。
しばらくすると、帰りの抱っこひもで寝付くのが習慣になり、昼間の授乳がなくなりました。
ある日、味が気に入ったのか、いつもの倍くらい晩ごはんを食べたことがありました。
そして、お風呂あがりに牛乳を飲ませると、娘はうとうとして、そのままぐっすりと寝てしまったのです。
夜中にお腹が空いて起きることもなかったのを確認して、「このタイミングだ!」と思い、このまま卒乳に踏み切ることに決めました。
昼間はとにかく遊ばせて、おやつやフルーツもたっぷり。
おっぱいがなくても、世の中にはおいしいものがたくさんあるとわかってくれたと思います。
夜は、「え?どうやって寝るの?」と困った顔をするときもありましたが、
添い寝をして、「ねんね」と言い、トントンするとなんとか寝てくれました。
夜中に起きて泣いたときは、麦茶を飲ませたり、座ったまま抱っこしてなだめたり、寝たふりをしたりして、なんとかやり過ごしました。
それを4日ほど繰り返すと、夜中に起きることもなくなり、「これで卒乳できたんだ!」とホッとしました。
それまで充分に授乳をしてきたので、私自身の寂しい気持ちはありませんでした。
娘からすると、いつの間にかおっぱいがなくなっていた、という感じだったんでしょうね。
主人は仕事で不在が多く、自分と娘だけで卒乳できるかなと不安もありました。
それだけに、すんなり卒乳した娘に対しては、ありがとうの一言に尽きます。
その後は、食欲も倍増し、夜もしっかり寝てくれて、毎日元気よく過ごしています。卒乳は、一段と娘の成長を感じた大切なステップとなりました。