東京都・森様のお話
お子さま:渉真(しょうま)ちゃん(生後22ヵ月)
私は出産直後から母乳が順調に出たため、母乳だけで育てていました。
母乳育児については、いろいろな苦労があったのを思い出します。
大変だったのは、乳腺炎と絶えないおっぱいトラブルでした。
離乳食が始まると授乳回数が減り、おっぱいの「張り」が大変になってしまって。
離乳食が3食になってからは、毎月のように必ず乳腺炎を起こしてしまい、発熱や寒気におそわれて、辛かったです。
そんな私が、卒乳を考えはじめたのは、子どもが1才の頃。
助産師さんからの一言がきっかけでした。
「前に来たときより痩せた?」と言われ、はっとしました。
体重計に乗ってみると、なんと36kg!!
産後から1年で14kgも体重が減っていたのです。
妊娠前の体重からもマイナス5kg以上落ちていました。
思えば、おっぱいトラブルを少しでも避けようと、甘いものや脂っこいものを控え、和食中心の生活を心がけているうちに、カロリー摂取量がずいぶんと少なくなっていたところもありました。
「このままでは私が倒れてしまう。これを機におっぱいを卒業してもらおう!」
と卒乳を決意しました。
1ヵ月ほどかけて、お昼寝のときの授乳をやめ、寝かしつけのときの授乳をやめて、と徐々に授乳回数を減らしていくことに。
今日でやめる、と決めた当日は、お昼に「おっぱいはこれで最後、バイバイね」と子どもに言ってから、飲みたいだけ飲ませました。
夜中に起きたときは、グズグズしておっぱいを欲しがったのですが、それも3日ほどで落ち着いて、4日目からは夜中も起きることなく朝までぐっすり。
さて、次は私の番です。
私のおっぱいは母乳過多ぎみの状態だったので、子どもだけでなく、おっぱいにも卒業してもらう必要があったのです。
卒乳初日から3日間は、おっぱいの張りが強く、大変でした。
2日目の夜はどの方向を向いても痛く、特に横になるとおっぱいがあふれて、母乳パッドも意味がなくて。
その後、助産院のすすめで、2回ほど母乳をしぼりきってもらいながら、徐々におっぱいが張らなくなっていきました。
こうやって、子どもも私のおっぱいも、晴れて卒乳できました!