子どもも私も、おっぱいを卒業するまで 2017.09.14 東京都・森様のお話 お子さま:渉真(しょうま)ちゃん(生後22ヵ月) 私は出産直後から母乳が順調に出たため、完全母乳で育てていました。 母乳育児については、いろいろな苦労があったのを思い出します。 大変だったのは、乳腺炎と絶えないおっぱいトラブルでした。 離乳食が始まると授乳回数が減り、おっぱいの「張り」が大変になってしまって。 離乳食が3食になってからは、毎月のように必ず乳腺炎を起こしてしまい、発熱や寒気におそわれて、辛かったです。 そんな私が、卒乳を考えはじめたのは、子どもが1才の頃。 助産師さんからの一言がきっかけでした。 「前に来たときより痩せた?」と言われ、はっとしました。 体重計に乗ってみると、なんと36kg!! 産後から1年で14kgも体重が減っていたのです。 妊娠前の体重からもマイナス5kg以上落ちていました。 思えば、おっぱいトラブルを少しでも避けようと、甘いものや脂っこいものを控え、和食中心の生活を心がけているうちに、カロリー摂取量がずいぶんと少なくなっていたところもありました。 「このままでは私が倒れてしまう。これを機におっぱいを卒業してもらおう!」 と卒乳を決意しました。 1ヵ月ほどかけて、お昼寝のときの授乳をやめ、寝かしつけのときの授乳をやめて、と徐々に授乳回数を減らしていくことに。 今日でやめる、と決めた当日は、お昼に「おっぱいはこれで最後、バイバイね」と子どもに言ってから、飲みたいだけ飲ませました。 夜中に起きたときは、グズグズしておっぱいを欲しがったのですが、それも3日ほどで落ち着いて、4日目からは夜中も起きることなく朝までぐっすり。 さて、次は私の番です。 私のおっぱいは母乳過多ぎみの状態だったので、子どもだけでなく、おっぱいにも卒業してもらう必要があったのです。 卒乳初日から3日間は、おっぱいの張りが強く、大変でした。 2日目の夜はどの方向を向いても痛く、特に横になるとおっぱいがあふれて、母乳パッドも意味がなくて。 その後、助産院のすすめで、2回ほど母乳をしぼりきってもらいながら、徐々におっぱいが張らなくなっていきました。 こうやって、子どもも私のおっぱいも、晴れて卒乳できました! ★母乳育児にはトラブルもあるもの。でも乗り越えた時の幸せもいっぱい。そんな色んな体験談が満載です 皆さんのおっぱいトラブル体験談はこちら シェアする ツイートする LINEで送る 関連キーワード 乳腺炎 母乳栄養 搾乳