母乳育児は、ママと赤ちゃんのペアそれぞれで全く違うもの。
育児休業を取って、母乳育児に向き合った二人のパパが、それぞれの体験について語ります。
<体験談を語ってくれたパパ>
桶谷さん:2才6ヵ月と9ヵ月の二人のお子さんのパパ。二人目の出産の際、育児休業を取得。
上原さん:3才2ヵ月と6ヵ月の二人のお子さんのパパ。桶谷さんと同じく、二人目の出産にあたり育児休業を取得。
ーー桶谷さんと上原さんは、どのように母乳育児に関わりましたか?
桶谷さん
授乳は一人目も二人目も、たくさんある育児のひとつとして、自然とやっていましたね。お風呂上がりに授乳すると、ゴクゴク飲んでくれて、気持ちいいですね。
上原さん
私も一人目のときから授乳はしていました。直接母乳はあげられないけど、授乳は男性でもできる育児ですから。ですが、二人目は、全然授乳していないんですよ。
ーーそれはなぜですか?
上原さん
一人目のときは、妻が思うように母乳があげられなくて悩んでいました。つらそうだったので、「哺乳瓶であげてみよう」と試しに買ってきたら、すんなり飲んでくれて、そのまま哺乳瓶で授乳していたんですよ。
ですが、二人目のときは、妻も慣れてきたこともあり、今のところ完全母乳できているので、哺乳瓶の出番がないんです。もうすぐ保育園に入るので、哺乳瓶を使えるようにならなくちゃとあげてみたら、全然飲んでくれない!
ーー一人目と二人目では全然違うんですね。桶谷さんはどうですか?
桶谷さん
二人とも哺乳瓶での授乳は問題ないですが、飲む量が全然違いますね。一人目のときは標準量をつくっても半分残ってしまったり、“少食”だったのですが、二人目はグイグイと飲んで、あっという間に飲み干してしまう、という感じです。
上原さん
二人とも哺乳瓶から飲めるのはうらやましいなあ。保育園がもうすぐ始まってしまう(※取材時点)ので、哺乳瓶から飲んでもらえるかどうかは、私にとってリアルな悩みなんですよ。一人目のときはこんな悩みはなかったんですけど。
桶谷さん
ちょっとしたキッカケで、哺乳瓶が大丈夫になることもあるらしいよ。例えば、乳首を変えるだけでも違うから。
ーーママと赤ちゃんのペアそれぞれで、母乳育児は違うことがよくわかりました!次回は、桶谷さんの「乳首を変えるだけでも違う」との体験談をお伺いします。
(取材協力:株式会社学研プラス)