ピジョンの「弱吸啜用乳首」がドイツの「iFデザイン賞」を受賞しました!

ピジョンが病院・産院様向けに開発した「弱吸啜用乳首」が、世界3大デザイン賞のひとつとされる「iFデザイン賞」を受賞しました。

「iFデザイン賞」は、ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会が1953年から主催し、全世界の工業製品から優れたデザインを選定する国際的に権威のあるデザイン賞です。

ピジョンは、「すべての赤ちゃんの健やかな成長をサポートしたい」という想いから、小さく生まれて吸う力が弱い、疾患や障害のため心肺機能に負担をかけずに授乳をする必要がある赤ちゃん向けの乳首を研究・開発し、30年以上にわたって、全国の病院・産院でご使用いただいてきました。

2016年2月に「弱吸啜(きゅうてつ)用乳首」としてより弱い力でも飲みやすい乳首へとリニューアルをし、このデザインが評価されての受賞となりました!
※病院・産院用の商品のため、一般のお店では販売しておりません。

弱吸啜用乳首

★ピジョン株式会社 開発本部 斉藤哲フェローのコメント★

弱吸啜用乳首は、何らかの理由で吸う力が弱い子でも哺乳ができるように、そしていずれはお母さんのおっぱいに自然に戻れるように、との想いで開発しました。

ピジョンの哺乳瓶用乳首は、弱吸啜用乳首はもちろん、主力商品である「母乳実感®」も、赤ちゃんのことを第一に考えて開発しています。その成果が、パッと見た感じでは大きな特長のない、このシンプルな形状に凝縮されています。
メーカーとしては特長を出してユニークな形にした方がいいのかもしれませんが、病産院にいる赤ちゃんにとっては、必要量を残さずしっかり飲めることが一番。小さなお口にも無理なく自然にフィットして、吸う力が弱くてもしっかり舌運動ができるように乳首の素材や厚み、形状を工夫し、機能を優先したデザインにしました。

このようなシンプルなデザインが受賞できたということは、ピジョンのユーザー、つまり赤ちゃん視点のものづくりが評価されたことなので、とてもうれしく思っています。今後も赤ちゃんを第一に、商品開発に取り組んでいきます。

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