第18回:哺乳びんの乳首、選び方・替えドキって?- さく山さんの母乳育児講座

2016.07.25

哺乳びんの乳首は実は消耗品。でも、どのタイミングで替えたらいのでしょうか?

★point1★ 2個以上を交互に使って約2ヵ月くらいが取り替え目安!

ひとつの乳首に赤ちゃんがなじむと、新しい乳首に替えた時にイヤがることがあります。

そのため、母乳実感®哺乳びんについている「シリコーンゴム製」の乳首などは、2個以上を交互に約2ヵ月をめどに使いましょう。
また、破れたり切れたりしないように、古くなったら使用回数に関わらず早めに取り替えるのがおすすめです。

※一部のKタイプ哺乳びんについている「イソプレンゴム製」の乳首は劣化がやや早いので、2個以上を交互に使って約3-4週間がお取替えの目安です。

赤ちゃんの飲み方は成長に応じて変わるから、
それに合わせて乳首も替えてあげることが
大切なんですって!

★point2★ 赤ちゃんの飲み方が変わったら取り替えの時期かも!

赤ちゃんの飲み方は成長に応じて変わります。
赤ちゃんに飲んでもらうと、少しずつママのおっぱいが変化するように、乳首もその時の飲み方に応じて替えてあげることが大切です。

ピジョンの母乳実感®哺乳びんの乳首は、赤ちゃんの飲み方の変化に合わせて替えられるように、5サイズあります。

乳首先端の穴の大きさやカタチ、そしてシリコーンゴムのやわらかさも 変えて、その時期にぴったりの飲み方ができます。

哺乳びんの乳首サイズ一覧

※乳首の先端に丸い穴が開いている「丸穴」と、Y字に切れ込みが入っている「スリーカット」の2種類があります。

■母乳実感®哺乳びん ご使用時の目安

●SS(丸穴) 0ヵ月~  (飲む目安:50mlなら約10分)
※生後すぐの赤ちゃんに

●Sサイズ(丸穴) 1ヵ月頃~ (飲む目安:100mlなら約10分)

●Mサイズ(スリーカット) 3ヵ月頃~ (飲む目安:150mlなら約10分)

●Lサイズ(スリーカット) 6ヵ月頃~ (飲む目安:200mlなら約10分)

●LLサイズ(スリーカット)9ヵ月以上 (飲む目安:200mlなら約5分)
※Lよりもっと飲みたい赤ちゃんに

飲み方、飲むペース、吸う力などは赤ちゃんによって個人差があり、月齢は目安です。
ご使用の乳首で、通気ができているのに飲み終わるのに時間がかかるようになったり、乳首がつぶれがちになったら、次のサイズにお取り替えください。

★母乳育児講座の第6回「赤ちゃんの成長と飲み方」も合わせてご覧いただくのがおすすめです!

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第29回:哺乳瓶のサイズのギモン「大は小を兼ねるの?」- さく山さんの母乳育児講座

2018.02.02

哺乳瓶を選ぶ時のギモンのひとつが、「サイズ」。
ころんとした小さいものから、長くて大きいものまで、何種類かあるみたいだけど、大は小を兼ねるものなのでしょうか?そんなサイズに関して学びましょう! 240mlと160mのl哺乳瓶

■大きな違いは「容量」と「飲み口」のサイズ!

例えば、ピジョンの「母乳実感®」哺乳びんは、160mlと240mlの 2種類があります。
これは単純に容量が違うだけではありません。

「母乳実感®」哺乳びんの160mlには、新生児用のSSサイズの乳首が付いています。
生まれたばかりの、まだ飲むことが上手ではない赤ちゃんからスムーズに飲んでもらえる乳首です。

160mlは、新生児用「SSサイズ」の乳首付き!

大きい240mlは、容量だけでなく、付属の乳首のサイズが違います。
240mlには、生後3ヵ月頃から(飲む目安:150mlを約10分で飲める赤ちゃん)おすすめのMサイズの乳首が付いています。

この「母乳実感®」乳首は、サイズによって柔らかさや穴の大きさ、母乳やミルクが出る量を変えるなど、その時期に合わせてひとつひとつ丁寧に設計されています。

Mサイズの乳首は、生まれたばかりの赤ちゃんには、
・柔らかさ
・乳首先端の大きさ
・穴の形や出る量

が合っていないため、240mlのサイズは、購入したそのままでは新生児の赤ちゃんには使いにくいでしょう。
(新生児期は特にむせやすいので、適量の母乳やミルクが出ることが重要です!)

240mlは、3ヵ月頃~の「Mサイズ」の乳首付き!

★哺乳瓶の乳首は、赤ちゃんの成長に合わせて替えてあげましょう。

さく山さん

赤ちゃんの飲み方は成長するに従って、変わります。
成長に従い、飲む力や量、1度に飲み込める量も生まれた時とは変わってきて、段々と上手に飲めるようになります。

「母乳実感®」の乳首は、少しずつ大人の飲み方に近づく赤ちゃんの成長に合わせて、乳首の柔らかさや、吸い穴の形・大きさを調整し、その時期に最適な飲みやすさを提供することを、追及しています。

「母乳実感®」乳首は、5つのサイズを揃えています。

「母乳実感」乳首サイズ表

■サイズは、赤ちゃんが1回の授乳で飲む量に合わせて選ぶのがおすすめ!

赤ちゃんが1回の授乳で飲む量は時期によって変わります。

例えば、「母乳実感®」哺乳びん my Precious(マイプレシャス)では、80mlと160mlの2サイズを用意しています。

「母乳実感®」哺乳びんmy Precious(マイプレシャス)

新生児の赤ちゃんが1度に飲める量は少なく、生後7週までの赤ちゃんで、おっぱいと併用して哺乳瓶で授乳する場合、100mlを超す授乳をすることはそれほどありません(※ピジョンモニター調べ)。
だから、80mlと160mlは、新生児の赤ちゃんに哺乳瓶で授乳する時にぴったりのサイズなのです。

哺乳瓶での授乳1

また、哺乳瓶のサイズに対して授乳量が少量だと、飲む角度やタイミングによっては空気も一緒に飲みやすくなることがあります。

赤ちゃんが大きくなるに従い、哺乳瓶も大きく、サイズアップをするのがおすすめです。

哺乳瓶のサイズは大は小を兼ねる・・・って訳じゃないんですね。赤ちゃんが大きくなるに従い、哺乳瓶も大きく、サイズアップするのがおすすめです。
大きい哺乳瓶を買うことが、しみじみと赤ちゃんの成長と喜びを感じるきっかけにもなるかもしれませんね! 哺乳瓶での授乳2
哺乳瓶での授乳3

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第28回:哺乳瓶の選び方「ガラス製とプラスチック製はどう違うの?」- さく山さんの母乳育児講座

2017.12.28

哺乳瓶を選ぶ時にちょっと悩むのが、「素材」ではないでしょうか?
哺乳瓶の素材にはガラスとプラスチックの2種類があります。どのような違いがあるか確認しておきましょう! ガラス製哺乳瓶

■ガラス製哺乳瓶のいいところ

・洗っても傷つきにくく、汚れが落ちやすい。
・熱が伝わりやすいので、搾乳した母乳を適温に湯せんする時、ミルクを調乳して冷ます時に、早く適温に調節できる。

授乳回数が多い新生児期は、何度も洗ったり、何度も湯せんや調乳をするので、こんな特長のあるガラス製哺乳瓶が便利かもしれません!

■ガラス製哺乳瓶の注意点

・プラスチック製と比べると重い。
・うっかり落としてしまうと割れたり、欠けたりする。

ガラスなのでやはりプラスチックと比べると重量があります。
飲むのに時間がかかる時や、お出かけで持ち運ぶ時などに、ママやパパに少し負担があるかもしれません。

また当然ガラスなので、落としたり、ぶつけたりすると割れてしまうことがあります。
お子さまに持たせたり、一人で飲ませることは避けましょう!

プラスチック製哺乳瓶

■プラスチック製哺乳瓶のいいところ

・衝撃に強く、割れにくい。
・軽くて丈夫なので、外出時などに荷物が重くならない。

持ち運ぶ時、外で扱う時などは割れにくいプラスチック製だと安心ですね。それに、荷物の多い赤ちゃんとのお出かけの時、軽いプラスチック製なら、荷物の負担も減ります。また、授乳に時間がかかる時も手の負担が少なくて済みますね。

■プラスチック製哺乳瓶の注意点

・ガラス製に比べると傷がつきやすく、ニオイや汚れがつきやすい。
・冷めにくく、表面温度と中身の温度に差がある。

割れなどの心配が少ないプラスチック製ですが、ガラス製と比べると傷がつきやすいので、洗浄ブラシもスポンジなどやさしい素材のものを選ぶようにしましょう。
ミルクの調乳時、ガラス製より冷ますのに時間がかかります。また、外から触った時と中の温度に差があるので、授乳前に中身の温度をきちんと確認しましょう。

★注意★プラスチックにも種類があります。

プラスチック製と一言で言っても、いくつか種類があります。
その種類によって耐熱温度が違い、電子レンジ消毒ができないものもあります。
消毒グッズを購入する時は、注意しましょう。

哺乳瓶での授乳

ピジョンの母乳実感哺乳びんは、PPSU(ポリフェニルサルホン)という医療機器にも採用されている上質なプラスチックを使っています。
耐熱温度は180℃なので、煮沸消毒、電子レンジ消毒、薬液消毒いずれも安心してできます!

ガラス製とプラスチック製、それぞれ
こんな特長があるんですね。それぞれ揃えて、例えばおうちではガラス製、お出かけ時はプラスチック製など、使い分けてみるのもおすすめですよ!

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第27回:母乳をあげた後って歯磨きは必要?- さく山さんの母乳育児講座

2017.11.08

(記事監修:クラジ歯科医院 院長・日本歯科大学附属病院 臨床教授 倉治ななえ先生)

11月8日は「いい歯の日」。乳歯は生え始めの早期からのケアが重要。・・・でも、まだまだ母乳をあげている時期、母乳をあげた後も歯磨きは必要なんでしょうか?

母乳やミルクには「乳糖」が含まれています。
結論から言うと、この乳糖は虫歯の原因にはなりにくいことがわかっているので、母乳をあげた後に、必ず歯磨きをする必要はありません。

ただし、母乳をあげる前の歯の状態が重要です。

哺乳瓶での授乳 母乳やミルクに含まれている乳糖だけでは虫歯にならないんですね。では母乳をあげる前に、歯をどのような状態にしておくことが大切なのでしょうか?

母乳やミルクに含まれる乳糖は、歯の表面に歯垢(プラーク)がついている状態だと虫歯の原因となる「酸」を産生するといわれています。

その歯垢(プラーク)は、虫歯菌である「ミュータンス菌」が、糖分、主に甘いおやつや飲み物に含まれる「ショ糖」をエネルギーとして作り出したものが原因で作られるもの。

しっかり歯磨きをして歯垢(プラーク)がない状態であれば、母乳やミルクをあげた後に、必ず歯磨きをしなければいけない、というわけでもないのです。
でもおやつを食べたり、甘い飲み物を飲んだ後はしっかり歯磨き、を基本にしましょう。

水かお茶で中和してあげたり、歯磨き用ナップで軽く拭いてあげるだけでも違いますよ。

歯磨き

乳歯のお手入れには、この3つを揃えてあげて!

乳歯は生え始めからのケアが大切。
基本は、自分で磨く習慣をつける「自分磨き」と、大人の手で歯を歯垢(プラーク)を取り除いて歯の表面をキレイにしてあげる「仕上げ磨き」をセットで行うこと。

そして「自分磨き」と「仕上げ磨き」は使うケアグッズをわけてあげることも大切です。

さく山さん

★自分磨きは★
赤ちゃんが自分で持つための乳歯ブラシで

自分磨きはあくまで、将来歯を自分でケアできるようになるための習慣付のためのもの。
だから、1才頃まではゴムのような柔らかい素材で、ノドを突かないプレート付きの乳歯ブラシを準備しましょう。

自分磨き

★仕上げ磨きは★
汚れや歯垢をしっかり落とす仕上げ専用の歯ブラシで

小さな歯にぴったりのサイズで、やわらかく、コシのある極細毛の仕上げ専用歯ブラシを使いましょう。
前歯だけの時と、奥歯が生えてきてからの磨き方は違うので、奥歯が生えてきたら仕上げ磨き用の歯ブラシも変えてください。

★強い歯にするために★
フッ素入り歯磨き剤も生え始めの頃から併用を!

乳歯の虫歯予防には歯磨き剤の働きも重要。中でも「フッ素」は歯を強くする働きがあるため、仕上げ磨きの時に一緒に使ってくださいね。

仕上げ磨き

倉治ななえ先生

監修:クラジ歯科医院 院長・日本歯科大学附属病院 臨床教授 倉治ななえ先生
1979年 日本歯科大学卒業。
1983年 クラジ歯科医院開設 現医院長
1990年 「子育て歯科」を始める
2003年 Dr.NANA 予防歯科研究所設立(現代表)
・日本フィンランドむし歯予防研究会 副会長
・東京都大田区学校保健会 副会長
・日本歯科医師会 元常務理事
・日本学校歯科医会 前副会長

★乳歯のお手入れの詳しい方法やグッズの紹介は、
「乳歯ケア お手入れの基礎知識」サイトからご覧ください!

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第13回:林先生のお悩み相談Part3:二人目なのにとまどってばかりー中央研究所に突撃取材!

2017.09.25

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「二人目を出産しました。一度経験しているので、二度目の子育ては楽勝♪と思っていたのですが、下の子が上の子とまったく違うのでビックリ。経験が生かせず、二人目なのに子育てが楽しめずにつらいです。」

林先生
「あなたの経験値は、まだひとりですよね?つまり、サンプル数1。たったひとつのサンプルを経験しただけで、子育てのすべてが分かるわけではありません。今まで出会った人で、この人とこの人の個性はまったく同じ、という人はいないでしょう?赤ちゃんにも、ひとりひとり個性があります。数学の答えのような正解はありません。上の子と同じようにならないのは、当たり前なのです。」

姉妹とママ

林先生
「たくさん子どもを生むのが当たり前だった時代と違って、現在は少子化です。子育て経験者で、頼りにしたくなったり、逆に口出しされて困ったりすることもあるおばあちゃんだって、実は知っているサンプル数は少ないのです。

子どもは高校、大学と進むうちに進路がいろいろと分かれ、大人になって収入を得るまでにいろいろな道筋がありますが、赤ちゃんのうちから成長する道筋はいろいろとあるのです。成長していく道はひとつではなく、赤ちゃんの個性によって違うんです。二人目が一人目と違うなんて、違う個性が楽しめてラッキーじゃないですか!一人目と違う個性を見つけたら、それを書き留めてパパや家族と共有すれば、つらさも楽しさに転換するかもしれませんよ。」

すでに赤ちゃんの時から、成長する道筋はいろいろなんですね!赤ちゃんの個性を見つけることを楽しむ気持ちになれば、ママも楽になりそうです!

中央研究所取材シリーズは今回が最終回です!お読みいただき、ありがとうございました。これからも「ぼにゅ育」では、取材を通して母乳育児が楽しくなる情報をお届けしていきます!

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第12回:林先生のお悩み相談Part2:母乳、足りているのかしら?ー中央研究所に突撃取材!

2017.09.19

ママのお悩み
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「赤ちゃんがすぐに泣くので、何度も授乳しているうちに『母乳が足りているのかな?』と心配になり、こまめに体重を測るママ。とても真面目で一生懸命頑張っているのはわかりますが、もう少し肩の力を抜いて良いんだよ、と言いたくなります。

最近のママはとても勉強家。インターネットなどに情報が溢れているので、こまめにチェックして、1回の授乳でこのぐらい増えなくては、と知識があるんですね。そこで足りないと、母乳が出ていないのでは?と心配になる。右肩上がりに増えていかないと心配になる。しかし、ママが学んだ知識通りではない、イレギュラーの連続が育児なのです。」

ママと赤ちゃん

林先生 「ミルクは0ヵ月から1才までに必要な成分を平均化したものですが、母乳はその時期の赤ちゃんに一番良い成分になっている、とても不思議でありがたいもの。ママの母乳が一番なので、数字や実績にとらわれずに母乳をあげてください。本来、授乳や子育ては楽しいものなのに、数字ばかり見ていると楽しい雰囲気になりにくいでしょ。それは、赤ちゃんにとってもママにとっても悲しいこと。

1ヵ月検診や3ヵ月検診で『うちの子は◯kg体重が増えていないんですけど、何がダメなんでしょうか!?』と質問されることがよくあるんですが、これだけ増えていないとダメ、という規定はありません。

私はそんなママたちによく言うんですよ。『大丈夫です、赤ちゃんは1年後にはそのへんを走り回っていますから』。学んだ知識やマニュアル通りにいかないからこそ、育児は発見がいっぱいで、楽しいんですよ。」

ネットを検索して得た情報や知識通りにいかないからこそ、母乳育児は楽しいんですね!赤ちゃんの個性を見つける気持ちで、リラックスして過ごしましょう♪

次回はいよいよ研究所シリーズ最終回。再び林先生がママのお悩みにズバリ答えます!お楽しみに♪

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