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助産師さんが教える! 産前産後の授乳グッズ準備・買い足しリスト

出産後すぐに始まる母乳育児。少しでもスムーズに授乳できるよう、母乳育児をサポートしてくれるグッズを知っておくと安心です。産前から使うもの、出産準備品として揃えておきたいもの、産後に用意したいものについて、一児のママであり、「助産師サロン」を運営する助産師の高杉絵理さんにお話を伺いました。参考にしてくださいね。

授乳の準備のために、産前から使うもの

●乳頭クリームや乳頭オイル(乳頭ケアアイテム)

自分の肌に合った保湿剤で、全身を保湿する際に乳房・乳頭もあわせて保湿するといいでしょう。乳頭クリームは、産後の授乳前後でも使えます。乳頭・乳輪部のマッサージなどに妊娠中から使ってみてもいいと思います。

また、乳頭ケアのための乳頭オイル(ベビーオイルで代用可)があればオイル湿布をするときに便利。乳頭に汚れが溜まっているときに、コットンにオイルを含ませて乳頭に貼ります。その上からラップをしばらく貼っておくと汚れがきれいに取れて、乳頭もやわらかくなるので妊娠中のケアとしておすすめですよ。

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●マタニティ用ブラジャー

妊娠中からママの胸は徐々に大きくなります。ピッタリサイズのブラジャーは乳房の血行を妨げ、乳腺が発達しにくくなります。妊娠5ヵ月くらいになったら、乳房をやさしくガードする、ゆったりとつけられるブラジャーに替えましょう。

マタニティ用のブラジャーは、バストの変化に対応して心地よくフィットするように工夫されています。産後の授乳もしやすいデザインなので、使いやすくておすすめです。授乳中に母乳が漏れてブラジャーを替える機会もあるため、産後に様子を見ながら何枚か買い足してもいいでしょう。

出産準備品として、産前に揃えておきたいもの

プレママ

●母乳パッド

ママのおっぱいのタイプにもよりますが、母乳の出がよくなってくると、授乳中にもう片方の胸から母乳が出る、胸が張ると母乳が滲む、夜寝ているときに母乳が出て衣類が濡れてしまうという場合があります。そこで、母乳パッドを用意しておくと便利です。

母乳は栄養豊富なため、母乳パッドに吸収されたままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなるのと、乳房が蒸れる原因に。母乳パッドは授乳ごとに替えるのがおすすめです。産後は、おっぱいの状態を見ながら買い足しましょう。

●授乳クッション

授乳クッションは、赤ちゃんを寝かしつける際にも便利ですし、ママの体に負担をかけず正しい授乳姿勢で授乳する際にも使えます。クッションなどでも代用できるので、私ははじめ購入していませんでした。しかし、子どもは抱っこが大好きで、授乳中に眠ったあともしばらく抱っこをしていなければいけないことが多かったので、購入後はとても重宝しました。

授乳クッションにはいろいろな種類がありますが、ママが使いやすいと感じるものを使ってOKです。後ろで止められるタイプの授乳クッションは便利だったと、ママたちの声をよく聞きます。

●乳頭クリーム・乳頭オイル

生まれたばかりの赤ちゃんは吸い方が浅いことがあります。また、ママの乳頭が授乳に慣れておらず硬いことも。そしてこれらが原因となって乳頭が傷つくことがあります。また、乳首に白斑(はくはん)という母乳の出口に皮膚がかぶって詰まる症状が出ることも。

授乳の準備用として最初におすすめした乳頭クリームやオイルは、そんな傷ついた乳首を刺激から保護してくれるほか、白斑ができたときに皮膚を柔らかくして開通しやすくするのにも役立ちます。

そして、傷ができたときだけでなく、傷つかないように予防として塗ることも大切。乳首が乾燥していると傷がつきやすいので、傷がなくても定期的に塗っておくと安心です。乳頭ケア用のクリームやオイルは赤ちゃんが舐めても問題のない成分でできているので、授乳前に拭き取らず、そのまま授乳することもできます。まず1つ準備しておき、産後必要そうなら買い足しましょう。

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産後、授乳で困ったら買い足したいもの

ママと赤ちゃん

●乳頭保護器

乳首に傷ができて、授乳できないぐらい痛いときは、乳頭保護器を使って授乳することができます。乳首をカバーした状態で授乳ができるため、赤ちゃんの口が乳首に直接当たらずに授乳の痛みが緩和されるでしょう。また、ママの乳首が短い、陥没している場合などに乳頭保護器をつけることもあります。

ただし、赤ちゃんが乳頭混乱を起こしたり、乳房内の母乳が十分に飲み取れずに母乳の分泌低下などを起こしたりすることもあります。また、サイズが合わずにうまく使えないこともありますから、必要かどうか見極めて、上手に活用することが大切です。判断に迷ったら、母乳外来や助産院などで相談してみてもいいでしょう。

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●乳頭吸引器

乳頭吸引器は、陥没乳頭の場合に乳頭を突出させるために使います。乳頭ケアなどで乳首を柔らかくしておくことで飲みやすくなることもあるので、使用時は必要かどうかを見極めて、上手に活用することが大切です。ママのおっぱいの状態などを見てもらいながら、使用時期や使用方法など、母乳外来や助産院で相談し、必要かどうか見極めましょう。

●哺乳びん&乳首

入院中におっぱいの状況や赤ちゃんの状況を見ながら、退院時に院内の売店や薬局で購入するケースが多いです。必要そうなら、育児用ミルクも一緒に購入しましょう。新生児期は、ママも赤ちゃんも授乳に慣れていないため、ママの乳首が切れたり、母乳が思うように出なかったりすることもあります。

哺乳びんは母乳を入れて飲ませることができ、育児を家族でシェアすることができます。ママが外出などで直接母乳をあげられないときに、家族に授乳をお願いするといった使い方も可能ですよ。

また、哺乳びんは赤ちゃんの月齢に応じて乳首を変えていく必要があったり、哺乳びんの大きさが変わってきたり、外出できる時期になってくるとプラスチックタイプが使いやすかったりと、成長に応じて買い替える必要が出てくるでしょう。母乳育児が軌道に乗ってきて不要になることもあるので最初からたくさん買いすぎないようにし、洗い替え(消毒液を使用する場合は消毒時間がかかるので)があれば大丈夫程度に用意しましょう。

妊娠中から、混合またはミルク育児を予定している人は、妊娠中に必要なものをある程度そろえておくか、産後の退院時に購入しましょう。

●哺乳びんの洗浄と消毒用品など

退院時や産後に、哺乳びんを購入することがあれば一緒に検討しましょう。消毒液を使う以外に煮沸消毒という方法もあります。この場合は大きな鍋と、哺乳びんをつかむトングが必要です。また、ブラシなどの洗浄用品は、後々赤ちゃんのマグを洗うときなどにも使用できるので、準備しておいてもいいと思います。

産後、母乳育児を長くサポートしてくれるもの

搾乳器を手に取るママ

●搾乳器

乳首が切れるなどのトラブルや睡眠不足、体調不良などで直接おっぱいを吸わせるのがつらいとき、赤ちゃんの飲む量よりも母乳が作られる量が多く胸が張ってつらいとき、ママが外出するときなどは、搾乳することでトラブルを予防し、母乳の分泌を維持することができます。

搾乳は手で搾る方法と、手動式・電動式の搾乳器を使う方法があります。搾乳器があると手で絞るのに比べて乳首に負担なく、手軽に搾乳ができるのでおすすめです。

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【助産師解説】搾乳は手動と電動どっちがいい?正しい母乳の保存・解凍方法と注意点

●母乳保存アイテム

搾乳した母乳を冷凍保存しておくと、保育園や祖父母、パパに赤ちゃんを預けるとき、ママの外出時や体調不良などで直接おっぱいを上げられないときに、ママ以外の人が授乳を代わることができます。いざというときにスムーズに対応できるよう、市販の冷凍保存が可能な母乳パックを用意しておくと安心です。

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母乳を冷凍保存・解凍するときのポイントや注意点のまとめ【助産師が解説】

●授乳ケープ

外出先で母乳をあげたいときなどに、授乳ケープが1枚あると便利。おくるみで代用することも可能です。

●サプリメント

サプリメントは、普段の食事の中で足りない栄養素を補う役割があります。バランスのとれた食事を毎日摂ることができている人に、ビタミン剤やサプリメントは不要なのですが、産後は赤ちゃんのお世話にかかりきりで、ママ自身の食事が疎かになってしまう場合もあるかもしれません。そんなときは検討してみてもいいでしょう。

サプリメントを服用する際には用量を必ず守ることが大切です。服用する際には医師に相談するといいと思います。

まとめ

産後すぐに始まる授乳に備えて、授乳のときに使用するグッズについて妊娠中から知っておくと、産後すぐに必要なときに困りません。妊娠中からあると便利なものもあれば、産後必要になったときに準備すれば間に合うものもあります。産後の赤ちゃんとの幸せな授乳時間をイメージしながら、楽しく準備できるといいですね。

【プロフィール】

高杉絵理さん

高杉絵理
看護師、助産師、保健師の資格を取得。総合周産期母子医療センターの産科やNICU、産科クリニックで経験を積む。現在は世田谷区の保健センターで妊婦さんやママたちの相談業務に携わる。助産師にオンラインで相談できる「助産師サロン」も運営。自身も1児の母として育児に奮闘中。
オンライン助産師サービス「助産師サロン」

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