母乳育児は赤ちゃんとの大切な触れ合い

東京都・浅井さんのお話
お子さま:まなみちゃん(1才7ヵ月)

初めて赤ちゃんに授乳する時、母乳は出るだろうか?おっぱいを飲んでくれるだろうか?といった不安ってありませんでしたか?
私もそうでした。でも何度経験しても変わらないのが、赤ちゃんに授乳できるという喜び。

生まれて間もない赤ちゃんが、頑張っておっぱいを吸う姿は可愛らしく、見ているだけで感動の涙がこぼれます。
入院時の助産婦さんによる母乳マッサージは、私の場合は痛みを感じる時もあり、別の意味でも涙ものでしたが…。
おっぱいを飲んだ後の安心しきった寝顔を見ると、その痛みも忘れ何ともいえない幸せに包まれました。

経産婦である私には、退院した後にもう一つの楽しみが待っていました。
それは兄妹と新しく迎える赤ちゃんの初対面です。

感動的な瞬間になるかと思いきや、一言でいえば「オモチャ扱い」。
手はどこにあるの?足は?小さい!寝ている?起きないの?と、頬や足をつつく2人に「寝かせておいてあげて!」といったのを覚えています。

この先どうなるものかと不安に駆られました。
しかし、お兄ちゃんもお姉ちゃんもたくさんの「初体験」を抱えているのです。
その一つが「ミルク」でした。
これまでに育児では、私は完全母乳だったので、基本的に哺乳瓶は1本のみ。
子ども達が赤ちゃんにミルクをあげる時に使用していました。

できあがったミルクを渡し、まず赤ちゃんの抱き方から指導。
最初は赤ちゃんの口に、どう哺乳瓶を入れてあげたら良いのかわからず、哺乳瓶の重さに腕が疲れてしまう場面も見られました。
ミルクをあげている時は、ふんわり笑顔。私もこんな顔をしているのかな?

ミルクをあげる

母乳を赤ちゃんに与えていると、子ども達もその姿を覗きに来ます。
赤ちゃんがおっぱいを飲む姿は、不思議と見ていても飽きないもの。
それはなぜなのだろうと考えた時、きっと命を育む温かさがそこにあるからだと私は思います。

眠気に襲われたり、栄養面に気をつかったり、休む間もない母乳育児。
しかし、母乳は赤ちゃんとママ、家族を繋げる大切な役割を持っているのです。

卒乳までの期間は意外と短いもの。この短い幸せな時間を、存分に楽しみながら大切に過ごしていきたいと思います。

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