第5回:おっぱいの飲ませ方 - さく山さんの母乳育児講座

まずは、母乳をあげるときのポイントから

母乳を飲ませる時は、乳首だけでなく乳輪まで大きくくわえさせるのがポイント。

ママはクッションを利用したり、もたれかかるなどして楽な姿勢をとります。

横抱き・たて抱き・フットボール抱きなど、抱っこの仕方はいくつかあるので、授乳しやすいスタイルで授乳しましょう。

うまく飲めないときや、母乳が残っている感じのある時は、スタイルを変えるとうまくいく場合があります。

1回の授乳にかかる時間は、10~15分くらいが目安。
途中で左右をかえて、どちらのおっぱいも飲ませるようにします。

授乳の後は、母乳と一緒に飲み込んだ空気を出すため、縦抱きにしてゲップをさせてあげます。

抱っこの仕方をいくつかご紹介します

1.横抱き

一般的な抱き方です。ママが前かがみになったり、赤ちゃんが横になりすぎないように注意します。哺乳びんのときも同じです。

2.縦抱き

つまり気味だったり、乳房にしこりのあるときに効果的です。

3.脇抱き

赤ちゃんを脇に抱えるように抱いて、赤ちゃんのお尻と頭にバスタオルやクッションをあてがって位置を調整します。

★その他にも、こんな授乳姿勢があります。

交差抱きと添い乳 正しい姿勢で抱っこして母乳をあげましょう

母乳は正しい姿勢で飲ませることがとても大切です。

姿勢が悪いと赤ちゃんは飲みにくく、乳首にも負担がかかるからです。

ママは赤ちゃんに覆いかぶさらないよう背筋を伸ばし、赤ちゃんの耳から肩、お尻のラインがよじれないように保ちます。

抱き方はママが一番リラックスできるスタイルを選びます。

ママと赤ちゃんの口の間に距離があると上手に飲めないので、膝にクッションを置き、 その上に赤ちゃんのお尻をのせて安定させます。

大事なことは目と目を合わせてしっかりスキンシップすること。
ママと赤ちゃんとの絆を深める時間なので、 赤ちゃんとおしゃべりするような気持ちで心を通わせましょう。

哺乳びんで授乳するときも同じです。

★母乳・授乳の基礎知識が満載

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