海外での授乳で心がオープンに!

オーストラリア・テイラーさんのお話
お子さま:マーカスちゃん(1才3ヵ月)

はじめての、しかも海外での子育ては、驚きの連続でした。
不安もあって、精神的にも参っていた最初の3ヵ月。

乳腺炎になった時にナースに相談すると、「キャベツで乳房を冷やすといいわ!」と真剣に勧められ、聞いたこともない対応に、思わず固まってしまいました。

その後も何度か診察を受けたのですが、毎回キャベツの話題が出てくるので、最終的に試してみたことも、今となっては良い思い出です。(みなさんは真似しないでくださいね!)

「怖い顔になっているわ!ストレスはダメよ。」
ナースへ相談する度、アドバイス以上に、そのとびきりの笑顔に勇気づけられました。

海外での子育てで、驚いたエピソードを他に2つご紹介します。
まずは、食事のこと。

「授乳中だから」と食事にかなり気を遣い、ナーバスになっていました。でも、先輩ママである夫の妹たちは、好きなものを好きなだけ食べ、楽しんで食事をしているのです。
その光景は、「もっと楽しまなきゃ!大好きな甘いものもガマンしすぎなくていいんだ」と、食事を楽しむことを思い出させてくれました。

さらに驚いたのは、家族パーティーでの出来事です。
ケープ持参で別の部屋で授乳をしていると、「話し相手がいないとつまらないでしょ」とおばあちゃんが登場。おしゃべりしながら、ふつうに私の胸をチェックしたり、触ったり。

始めはその行動に驚いてしまいましたが、授乳の度にやってきて、私の話し相手をしてくれるおばあちゃんに、いつの間にか服だけでなく、心もゆるやかに、オープンになっていくのを感じました。

5人も子育てしてきたおばあちゃんからは、病院との指導とはまた違う、子育てについてためになることをたくさん教えてもらい、ちょっと憂うつに感じていたパーティーでの授乳時間が、楽しいひと時に変わっていました。

力を抜いて育児を楽しむことを教えてくれる、おおらかな主人に素敵なおばあちゃん。
完璧主義で「●●でなくては」と子育てに構え気味だった私ですが、海外での子育てのおかげで、毎日をエンジョイしています。

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